寒の入りできょうも図書館に避難。
で、図書館玄関からピザバス屋さんに薪の配達を頼む。
電話には奥さんが出た。
「薪ですね」
私が薪を注文したいという前に言われた。私の行動が手に取るように判るらしい。
きょうは小寒。二十四節気の「小寒」は一年でいちばん寒い。これが来月の節分まで続く。♪おお寒こ寒山から小僧が飛んで♪来る季節です。
筋向いの空き地の奥に木の根っこが転がっていて、これをナタで割って薪にしようとしたがびくともしない。それで、修善寺のホームセンターまでカブを走らせて手斧を買ってきた。ら、辺りは既に夕闇に包まれていた。
ナタで歯が立たなかったら斧だべ。きょうの薄暗闇じゃ無理だけど、あしたはこの斧で薪割りだ。
【今日の一枚】図書館に飾られた「つるし雛飾り」。
背後の壁面に説明のメモがあるが、写真だとよく見えない。
「つるし雛」が盛んに飾られる地域は日本に三ヶ所あって、静岡県の「雛のつるし飾り」、福岡県の「さげもん」、山形県の「傘福」が有名らしい。私は「つるし雛飾り」を伊豆にだけ残る伝統の飾りだと思っていた。
普通の雛人形は高価で一般庶民は買えなかった。それで、家族、親戚、近所の人が布の切れ端で人形を作り、それを竹輪から吊るしたのが始まりという。庶民の知恵ですね。
【書】「章句」ショウク(No.1,298)
「①文の章と句。句は短いくぎり、章は句が集まって一段落を成すもの。②文章の章句を分けて句読をつけ、文意を明確にすること。また、その書物。」(『旺文社漢字典』第2版)
「章」は、いれずみに用いる大きな針の形にかたどる。ひいて「しるし」「あや」の意に用いる。
「句」は、口と、鉤型(かぎがた)でくぎる意のパーツとで、ことばをくぎる、一くぎりのことばの意を表す。また、まがる意にも用いる。勾(コウ。かぎ・ひっかける意)はもと句の変化した字形だが、日本では句(ク。文句・章句)と区別する。
中島敦『山月記』には、「……そういう時には、曾ての日と同じく、人語も操れれば、複雑な思考にも堪え得るし、経書の章句を誦んずることもできる……」と出てくる。懐かしいなあ。
【ディジタル画】『それから』 十四の三(No.738)
とうとう嫂に佐川の令嬢との縁談を断る意思を告げる。代助は三千代のことで頭が一杯なのだ。
「僕は今迄結婚問題に就いて、貴方に何返となく迷惑をかけた上に、今度も亦心配して貰つてゐる。僕ももう三十だから、貴方の云ふ通り、大抵な所で、御勧め次第になつて好いのですが、少し考があるから、この縁談もまあ已めにしたい希望です。……」。
【昭和の風景】22
子どもがお母さんの洗濯の邪魔をしているのだが、お母さんはそれが楽しくて仕方がない様子。幸せいっぱいの笑顔に満ち溢れています。子どもにとっては、お母さんのこの笑顔が世界一の宝物なんだね。
(昭和29年)
【タイムラプス】1月6日(金)6:06〜9:05の伊豆長岡の空。22秒。
【新型コロナ】1/6(金)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→246,451(前週同曜日比 +98,359)
累計感染者数→30,073,148
死亡者数→59,506(前日比 +476)
<静岡県>
新規感染者数→8,471(前週同曜日比 +3,467)