いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

隣家より鯵のひらきや年の暮(あ)

 夕飯の買い出しから戻って薪ストーブに焚き出しの小枝を突っ込んでいたら、外でガサゴソ音がする。最初、宅配かなと思ったが違った。玄関のドアを開けて入って来たのはカミさんだった。
 えっ? やってくるのはあす(12/13)のはずだ。きょう来るとはびっくり。
 カミさんは「来るってメール(メッセージのこと)送ったじゃん」と言いながら荷物を玄関に置く。メール(メッセージ)を見ない方が悪いと言わんばかりだ。カミさんは、送られたメール(メッセージ)は必ず先方が見ると思い込んでいる。だから、うっかり見忘れたなんてことはあり得ないと思っている。
 いえ、メール(メッセージ)は見ましたよ、だけど来るのは確かに13日って書いてありましたよ。
 とは言わない。言ったら、そんなはずはないと必ず返ってくるから言わない。
 今回伊豆に来たのは、マイナンバーカード登録のため。登録の知らせが封書で届いたのでそれを知らせたら、箱根峠が凍結するかもしれない荒天にもかかわらず、横須賀から車を飛ばしてやってきた。
 マイナンバーカードの登録手続きは、普通、市役所に出向いてするが、民間でも申請できることをきょう知った。しかも写真代が無料という。だったら民間で手続きした方が絶対にいいよね。私もそうすればよかった。写真代を返せ。
 それにしても行政より民間で手続きした方が安上がりだなんて、どういう仕組みなんだろう。年内登録が思いのほか伸び悩んでいるせいで、行政が民間に協力してくれと泣き込んだのかな?


【今日の一枚】鯵のひらき。

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 南隣家の奥さんからいただいた。ぷりぷり肥えて脂の乗った鯵のひらきである。
 鯵のひらきをくれたのは、先日私が隣家前の道路の下草を刈ってやったお礼だと思う。きょうの晩酌のつまみにしますと言ってご厚意を受け取った。


【書】「救難」キュウナン(No.1,273)

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 「災難にあった人を救う。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「救」は、攵(攴)と、音を表す求(キュウ。引きしめる意→絿)とで、物事を止めさせる意、転じて「すくう」意を表す。
 「難」は、隹(鳥)と、音を表す〓(カン。難から隹のパーツを取り除いた形。ダンは変化した音)とで、もと鳥の名を表す。借りて「かたい」意に用いる。


【ディジタル画】『それから』 十一の三(No.713)

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 森川町から寺尾が来た。
 寺尾は代助の同窓生で帝大前に住んでいる。学校卒業後は危険な商売をしながら文学を志すが未だに名声が上がらない。ロシア文学に傾倒し、代助と会うと文学論議が始まる。書物の翻訳を請け負って飯を食っているが、判らないところがあると、こうして代助に聞きにくる。
 三十になっても仕事につかないでいる代助をつかまえて、「君は一体何の為に生れて来たのだつたかね」なんて平気で突っかかるあたり、寺尾という人はなかなか面白い。


【タイムラプス】12月12日(月)6:51〜9:51の伊豆長岡の空。22秒。

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【新型コロナ】12/12(月)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→60,956(前週同曜日比 +14,119)
累計感染者数→26,156,228
死亡者数→52,066(前日比 +209)
<静岡県>
新規感染者数→1,851(前週同曜日比 +560)