いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

闇夜中センサーライト冴返る(あ) 

【今日の一枚】ソーラーのセンサーライト。

f:id:jijiro:20230216085311j:image
 これも薪を運んでくれた教え子から譲り受けた。
 車庫に灯りがなかったのでちょうどよかった。自治会の寄り合いで帰りが遅くなったときなどカブを駐めるのに重宝。
 風で吹き飛ばされた波板屋根の垂木に乗っけてあるだけで針金で固定もしてない。
 暫定的にそこに置いただけだが、ソーラーだから電気代がかからない。それが何より魅力。
 ありがとうな、雨の中わざわざ持ってきてくれて。
 でも、今度強い風が来たら持ってかれちゃうな。次の台風までに針金で結えとくべ。
 てか、その前に台風の直撃を喰らったら屋根ごと持ってかれちゃうべ。台風が来ないことをひたすら祈るしかないら。


【書】「問難」モンナン(No.1,338)

f:id:jijiro:20230216085255j:image
 「理屈に合わないところを問いただす。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「問」は、口と、音を表す門(ブン・モン。引き出す意→聞)とで、たずねて聞き出す意を表す。
 「難」は、隹(鳥)と、音を表す〓(カン。漢から氵を取り除いた形。ダンは変化した音)とで、もと鳥の名を表す。借りて「かたい」意に用いる。


【ディジタル画】『門』 四の五(No.778)

f:id:jijiro:20230216085237j:image
 「宗助はもとの同級生で、学生時代には大変懇意であつた杉原と云ふ男に偶然出逢つた」。
 その杉原のおかげで、宗助と御米は東京で暮らすことになった。
 杉原は卒業後高等文官試験試験に合格して東京から福岡と佐賀へ出張に来ていたのだった。
 宗助は、失敗者の自分が成効(ママ)者の杉原に頭を下げるのは面白くなかったが、その口利きで東京へ移れるようになったのは素直に嬉しく思う。
 私は東京で暮らしたいとはちっとも思わない。そんなに東京がいいんだろうか。


【昭和の風景】61

f:id:jijiro:20230216083853j:image
 キタキツネ。
 波打ち際を歩いている。
 知床半島の付け根に羅臼という町がある。そこから車で走って、もうこの先は道がないというところまで行く。そこが相泊(あいどまり)。
 何もない。番屋だけがぽつんとある。そこが親父の出稼ぎ先だった。親父は雇われ船頭としてそこで寝泊まりをしていた。
 ある年の夏、親父に連れられてそこまで行ったことがある。たぶん親父を雇った親方さんと親父との中で、親方の娘さんと私を引き合わせようという話ができていたらしい。私は私で牧場の手伝いをするのに北海道に渡る都合があったから、ただで連れて行ってくれるならとその話に乗った経緯がある。
 青森の三沢空港から飛行機を乗り継いで釧路まで行き、そこから闇の中をタクシーで4時間走ったところに番屋はあった。番屋の中はだだっ広い広間が一つだけあって、窓の下に口を切っていないサントリーレッドがずらり並んでいた。血の気の多い若衆の楽しみはそれしかなかったのだろう。
 そこでキタキツネを見た、わけではない。今、昭和の風景を思い返しているうちに、知床の番屋→浜辺を歩くキタキツネとイメージがつながった。キタキツネはヒグマと違って、結構人の近くまで寄ってくる。


【タイムラプス】2月15日(水)7:11〜9:27の伊豆長岡の空。33秒。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid0mdpQEjDGDZTGEptZctd3828EmX7TD7KZ8iAEsADSK1SbXienG6BeipuTNZvRmCnal&id=100001436582002


【新型コロナ】2/15(水)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→28,432(前週同曜日比 −12,818)
累計感染者数→33,037,403
死亡者数→71,346(前日比 +165)
<静岡県>
新規感染者数→1,398(前週同曜日比 −626)