【今日の一枚】足高高原から見た伊豆半島上空。
ここは静岡県東部運転免許センター入口。背中に富士山を背負い、南面に東名高速道路が走っている。北東西三方に農地が連なる。
写真奥に青白く横たわっているのは伊豆半島(西)。その山際(達磨山付近だろうか)に夏雲がぱやぱや見え、その上空に秋の雲を代表する羊雲がかかっている。
伊豆半島の上空では、今ちょうど夏の雲と秋の雲がせめぎ合っている、そんな感じでしょうか。
この道路を下った裾にJ3アスルクラロ沼津のグランドがある。元日本代表MF伊東輝悦選手(48)が所属するチームですね。かつてここにはゴン中山選手もいた。
なぜ足高か。一時不停止の些細な反則行為が累積超過したので足高で講習を受けろと案内封書が届いたのである。
違反講習を行う東部運転免許センターは沼津市足高にある。この講習を無視すると運転免許効力停止になるらしい。
これからは別に運転免許がなくてもいいかなとも思ったりするけど、ちょっとした買い物や水汲みのことを思うとあった方が便利は便利かなと思って、のこのこ足高まで受けに行った。
それにしても免許センターの職員って、どうしてあんなに慇懃無礼なんだろう。優しい物言いの中にも違反は違反という強い信念が露骨に見える。それがウザい。長年ずっと同じことをしていると、ついああいうふうに頑固になってしまうのかなあ。一種の職業病ですね。
講習の最後に「感想文」提出があったが、それに先立って運転安全度を確かめるという用紙が配られた。その時、「違反で呼び止められた時、あなたは不運だと思うか」という質問があって、私は「はい」に◯をつけて出した。そうしたら、当たり前と言わんばかりに「非遵法性」の傾向があるとの診断が戻ってきた。
ルール違反をしたくせに、捕まったのを不運と捉える発想をするとは何事だ、あなたには「非遵法性」の傾向がありますねというわけだ。そう思うんだったら好き勝手に思わせとけと思ったが、ここは一言物申しておこうと、そういう短絡的な決めつけ方はどうかと思うよと講習最後の感想文に書いた。
それを担当者がどう受け止めたかは私の預かり知るところではない。素直に感想を述べよというから述べたまでのこと。
【書】「柳糸(絲)」りゅうし(No.1,186)
「しだれている柳の枝。」(『旺文社漢字典』第2版)
「柳」は、木と、音を表す卯(ぼう。「りゅう」は変化した音。なびく意→旒)とで、枝や葉が風になびく木、「やなぎ」の意を表す。
「糸(絲)」は、繭から引き出した繊維をより合わせた糸すじの形にかたどり、細い生糸の意を表す。また、この糸(べき)を二本より合わせた、絲(し。いと)の省略形として用いる。
【ディジタル画】『坑夫』 68(No.626)
シキの坑夫のいるところまで辿り着くと、壺がカンテラに照らされ、その下に賽(さい)が見えた。壺ふり博打をやっているのである。壺と賽は、誰かがここまで持ち込んだらしい。
初さんも加わり、「自分」以外の四人(よつたり)で女郎屋の話が始まる。
「広本」というのは、当時繁盛していた女郎屋の一つ。
人が多く集まるところに市が立ち女郎屋ができる。これ、歴史風俗の常識。スマホに夢中で、電車座席の隣に誰が座ったかも判らない。これ、無関心現代の常識。
女郎屋を話題に話している中で、一人の坑夫が言う。
「シキへ這入ると、何時死ぬか分らねえからな。だれだつて、さうだろう」。
その会話がずしりと重い。
毎日死を覚悟して働くって、どんなだろう。
あすはないかもしれない命を、きょう限りかもしれない命を、さてどう使おうか。最近、そのことばかり考えている。
【タイムラプス】9月16日(金)5:40〜7:06の伊豆長岡の空。21秒。
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【新型コロナ】9/16(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→85,867(前週同曜日比 −26,518)
重症者数→364(前日比 −12)
伊豆の国市陽性者数→24(前日比 −11)(静岡県HPより)