いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

踊子の簪簪曼珠沙華(あ)

【今日の一枚】月ヶ瀬の彼岸花。

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 そろそろペットボトルの湧き水がなくなりかけてきたので、水汲みに月ヶ瀬までカブを走らせた。
 孫がいなくなっても、代わって私が夜中に起きて冷蔵庫の水をガバガバ飲むものだから、水の減る量は前と少しも変わらない。相変わらず十日に一遍の割合で水を汲みに行く。
 今回水汲みに行くに当たっては楽しみが一つあった。それは、彼岸花である。下田街道沿いに彼岸花がずらっと咲き誇る風景をイメージして心ときめいた。
 公民館下の沈砂地に彼岸花がポツポツ咲いているのは知っていた。どうせブログにアップする程度の彼岸花ならそこのでいいかと思ったが、せっかく月ヶ瀬まで行くのなら下田街道沿いの彼岸花の写真が欲しいと欲が出た。で、道端をキョロキョロ脇見しながらカブを走らせた。
 きのう(9/16)安全運転の講習を受けてきたばかりなのに、もう脇見運転してる。きのうのきょうでこれだもの、どうしたって「非遵法性」という評価が下されても文句は言えねえな。
 下田街道を走りながら、そのうち群生しているところに出会うだろうと期待したが、意識すると見つからないもので、とうとうそのまま終点手前まで来てしまった。
 新しくできた月ヶ瀬道の駅を通り過ぎ、旧道へ曲がらずそのまま上の道を直進する。咲いてないなダメだなと諦めかけたところ、あった。旧道と新道に挟まれた駐車場の土手に群生していた。水汲み場のある入口100mほど手前の下田街道脇である。
 ふう、ぎりぎり間に合った。月ヶ瀬の彼岸花が撮れた。


【書】「備員」いんにそなう(No.1,187)

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 「数の中にはいる。数の中にいれる。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「備」は、矢を入れて用意するえびらを背負うさまで、物事の用意をする、「そなえる」意を表す。
 「員」は、鼎(かなえ。貝は変化した形)と口(まるい意)とで、まるい鼎の意を表す。鼎を数えることから、物の数、転じて、人の意に用いる。


【ディジタル画】『坑夫』 69(No.627)

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 「御前は何処から来た」
 「東京です」
 「此所へ来て儲けやうつたつて駄目だぜ」
 金を儲けるために東京からのこのこ銅山へやって来たと思われたようだ。
 ところが一転、儲からないと坑夫が口々に言う。
 銅山へ来る前に長蔵さんが儲かる儲かると力説していたのとまるで逆だ。
 なぜ儲からないか。
 いくら稼いでも、稼ぎを達磨に吸い取られるのだという。
 「達磨」とは、売春婦の隠語だ。なるほど、そういう銭の回りになっているのか。


【タイムラプス】9月17日(土)6:23〜8:42の伊豆長岡の空。34秒。

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【新型コロナ】9/17(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→75,966(前週同曜日比 −23,511)
重症者数→326(前日比 −38)
伊豆の国市陽性者数→24(前日比 ±0)(静岡県HPより)