いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

観桜や公園ベンチ塗り替へて(あ)

【きょうの一枚】道の向かいの桜。

f:id:jijiro:20220328111347j:image
 老木です。3本あります。どれも満開一歩手前。八分咲きくらいでしょうか。
 庭の梅が咲きそめた頃に大きな寒気団に見舞われ、梅は幾分咲き渋っていた。ところへきのうきょうの陽気に誘われるように桜が追い越して咲き出した。
 4/2(土)には地区の某サロンが花見を催すとか。そのポスターに私の名前を使っていいかと打診され、どうぞどうぞと安売りしておいた。当日は、もちろん私も参加する予定。なのだが、ここへきて新型コロナウイルスの感染者が増加に転じたことが気にかかる。となると2日の花見は微妙だな。なんとか収束してくれないかな。


【書】「弟兄」ていけい(No.1,015)

f:id:jijiro:20220328111330j:image
 「①弟と兄。弟毘。②仲間や後輩を親しんで呼ぶ語。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「弟」は、ほこの柄(え)になめし皮を下から順に巻きつけるさまで。順序の意を表す。転じて「おとうと」の意に用いる。
 「兄」は、人の頭の骨の固まったさまで、児から成長したもの、「あに」の意、ひいて年長者の意を表す。


【ディジタル画】『三四郎』 17(No.455) 

f:id:jijiro:20220328111316j:image
 大学の講義が始まった。午後の大教室で、隣の男が熱心にノートをとっている。と思ったら、遠くから先生の似顔をポンチにかいていたのだった。
 隣の男はノートを三四郎に出して見せる。と、画のそばに「久方の雲井の空の子規」と書いてあった。無論、三四郎にはその意味が判らない。私にもよく判らない。全集の注解では、「(大学の講義は)高尚だが縁の遠いことをしゃべっているという意か」とある。
 講義が終わって二階から下の庭を眺めていた三四郎に声をかけた者がある。先ほどの隣の男である。男は「大学の講義は詰らんなあ」と云つた。
 大学の講義は、高尚すぎてついていけないと思ったことはあったが、つまらないと思ったことはなかった。見るもの聞くものすべて自分の肥やしになると思えば、居眠りするのはもったいない気がした。
 「ポンチ」が出てきたので、その「ポンチ」からビゴーを連想した。
 ジョルジュ・フェルディナン・ビゴー。フランス人の挿絵画家・漫画家。明治15(1882)年〜明治32(1899)年に日本に17年滞在し、当時の日本の世相を伝える絵を多く残した<Wikipedia>。
 いわば、フランス人から見た日本の風物を画に残した方、ですね。どっちにしろビゴーは、明治という時代を学ぶに当たっては欠くべからざる漫画家であることは確かです。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。


【タイムラプス】3月27日(日)6:29〜8:10の韮山方面の雨空。25秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/5058930940831409/?d=n


【新型コロナ】3/27(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→47,338(前週同曜日比 +2,630)
重症者数→707(前日比 −26)
累計死亡者数→27,719(前日比 +101)