いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

天才の偉業はるかの春北風(あ)

 テレビを点けると、今や「外交的ボイコット」などどこ吹く風で、北京五輪一色に彩られている。
 政治的な関わりを抜きにして、アスリートたちが自分の今持っている力をどれだけ発揮できるか。テレビを観ている人もその結果に一喜一憂しながら声援を送っている。
 やるからには世界の頂点に立ちたいというアスリートの思いは純粋だ。小さい時からその種目に開眼し、ひたすら練習を積み重ねてきた。そこには当然リスペクトがあってしかるべきでしょう。頂点を見つめ、そこに立つためにこれまでずっと辛い練習に耐えてきたのだ。
 五輪に政治的思惑を乗っけようとすると、途端にきな臭くなる。アスリートはそんなことなど露も考えていない。いかに自分のベストパフォーマンスを表現できるかに一点集中する。ただ純粋に一等賞を取りたい一心なのだ。だから、我々もまたその一途な頑張りに惜しみない拍手を送るのである。


【きょうの一枚】楳図かずお展のお知らせ。

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 ビッグコミック今号を「自炊」しようとしたら、コミック誌の裏表紙に「楳図かずお大美術展」のお知らせが載っていた。漫画でもない美術作品でもない、いや、漫画でもあり美術作品でもあると言ったらいいか。そういう世界を漫画家として描いた作品を集めた展示会のようです。
 どんな作品が飾られているのか、この目で確かめたい気持ちもあるが、まずは自分のオリジナル作品を確立するのが先決な気もして、大家の作品から刺激を受ける余裕などありません。とかなんとか言ってるけど、実のところは六本木まで出かける金銭的余裕がないというのが正直なところです。
 貧乏人はやだねえ。考え方がどんどんしみったれてくる。「芸術は爆発だ」と言える人が羨ましい。


【書】「玄牝」げんぴん(No.967)

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 「奥深くはかり知れない万物生成の力を有する大自然。牝は、めすが子を生むように万物を生み出す意。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「玄」は、細い糸(幺)の先がちらついているさまを示して、かすかで見えにくい意を表す。転じて、くらい、くろい意、また奥深い意などに用いる。
 「牝」は、牛と匕(ひ。「ひん」は変化した音。めすの意)とで、牛のめすの意。ひいて、広く動物の「めす」の意に用いる。 


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 87(No.409)

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 『吾輩は猫である」第九巻に、漢方医・浅田宗伯氏の名が出てくる。
 このご老人が病家を見舞う時は必ずかごに乗るという。先代宗伯老が亡くなって養子の代になったらかごが忽ち人力車に変じた。その養子さんが先代の調合をもとに世に出したのが「浅田飴」。「浅田飴」はもともと漢方薬だったんですね。歴史は思わぬところでつながるものです。 
 necojitaさんが「いつもの手書きペン2」を提供してくれたので、早速インストールして使ってみました。塗りはいつもの「Gガッシュ」を使っています。


【タイムラプス】2月7日(月)8:00〜10:02の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227848254493971/?d=n


【新型コロナ】2/7(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→89,915(前週同曜日比 +11,698)
重症者数→1,134(前日比 +35)
累計死亡者数→19,344(前日比 +68)