いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

「ふれ愛」のブロンズ像や春の風(あ)

 三島・大場の病院の定期検診。
 学校から腹をすかして帰ってくる孫のために、昨日の鍋を温め、ご飯を炊いておく。
 検診の結果はまずまず。血圧正常、空腹血糖値はやや高めだがそれとて正常範囲、HbA1cは前回より1ポイント下がった。足のむくみもなし。ということで、もう少し長生きできそうです。
 きょう行った病院は3回目のワクチン接種対象医院になっていて、その予約を取ろうという客が多く押しかけていた。聞くともなく聞いたところでは、きょう予約した人の接種予定日は3月下旬とのこと。げげ、もうそんな遠くまで予約が埋まっているのか。こんな調子じゃ、私が今から予約を申し込んでも、接種がいつになるか判らんね。


【きょうの一枚】図書館外のブロンズ像。

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 銅像は、普通、玄関横とか敷地の目立つところに置かれるものだが、ここの銅像は図書館の閲覧室の外に置かれる。
 書架から取り出した柳田邦男著『大人が絵本に涙する時』で、柳田さんは「アタッチメントの重要性」をしきりに説いている。
 母が子を抱きしめる行為ほど尊いものはない。子はそこから母親の愛を肌で受け止める。非行に走る子に待ったをかけるのは、母親の肌の温もりなのである。
 私は閲覧室の窓外に立つこのブロンズ像を見るたびに思う。肌と肌とのふれあい、これが母子双方の愛の原点なのだと。
 かつて特攻隊員として命をはかなくした若者が最期に発した言葉は「お母さ〜ん」だった。決して「大日本帝国万歳」ではなかった。


【書】「伏竜(龍)」ふくりゅう(No.968)

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 「池の中に深くかくれている竜。才能がまだ世に認められない大人物のたとえ。臥竜(がりょう)。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「伏」は、犬が飼い主に従うさまで、したがう意、転じて「ふせる」、かくれる意に用いる。
 「竜(龍)」は、つのをはやし、大きな口をあけた頭部をもたげ、(四本の足を持つ)大蛇に似た長い体をくねらせている形にかたどり、「りゅう・たつ」の意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 88(No.410)

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 第九巻で初めて苦沙弥先生の書斎の広さが明かされる。
 書斎は南向きの六畳だそうだ。日当たりのいいところに大きな机兼寝台が置いてある。
 孫が転がり込む前までは私にも六畳の書斎があった。ここでテレビを見、パソコンをいじり、iPadで画を描いていた。
 それが今は真ん中から半分に間仕切られ、それぞれ孫二人の勉強部屋になっている。
 書斎なき後の私はといえば、玄関を入ってすぐのところにコクピット風パソコンコーナーを設け、孫が学校へ行き、ママが仕事に出かけた隙にブログを書いたり、古代文字を書いたり、ディジタル画を描いたりして遊んでいる。
 基本は玄関だから、外からの隙間風が半端ない。寒いことこの上ない。そこで、どうしても寒さに耐えられない時は、暖房を提供してくれる公共施設に避寒する。そういう点で図書館は私にとって持って来いの暇つぶしの場所なのである。 


【タイムラプス】2月8日(火)7:21〜9:24の伊豆長岡の空。30秒。

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【新型コロナ】2/8(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→68,039(前週同曜日比 +7,203)
重症者数→1,143(前日比 +9)
累計死亡者数→19,457(前日比 +113)