いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

水仙花薪したがへて風を受く(あ)

【きょうの一枚】薪置き場前の水仙花。

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 うちの庭のそちこちに水仙が顔を出しているが、咲くのはそんなに多くない。今咲いているのはここだけ。
 例えば公民館の花壇に咲く水仙は、それはそれは見事にまとまっており、それに比べるとうちの庭の水仙はあまりに見すぼらしい。
 水仙といえば、隣どうし競うようにして一斉に咲くイメージがある。が、こうしてポツンと咲くのもまたいいかと身贔屓に見ている。ほとんど手入れしないうちの庭らしくていいじゃないか。


【書】「目逆」もくげき(No.916)

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 「目で迎える。人が来るのを目を離さないで迎えること。目送。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「目」は、めの形。古くは横長の形であるが、今は縦長の形である。目は外界と接する第一の器官で、字形上、目をモチーフとするものが多く、臣・望・監・相・限・見・看などの字は目を字の要素として含んでいる。見ることは相手に対する最初の行為であり、また精神的な交渉をも意味した。
 「逆」の音符は屰(ぎゃく)。屰は大(手足を広げて立つ人を正面から見た形)を逆さまにした形で、向こうから来る人を上から見た形。道を歩くという意味の辵(ちゃく=辶・辶)を加えた逆は、進むとは逆の方向で、逆(むか)えるの意味となる。


【ディジタル画】古谷三敏(No.358)

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 漫画雑誌「週刊少年サンデー」に連載された「ダメおやじ」は、古谷三敏さんの代表傑作である。
 主人公・雨野ダメ助はドジで無能な中年男。家に帰れば鬼婆と息子娘にいびられまくりで立つ瀬がない。のだが、そうやって生活できるのも「ダメおやじ」が一家の大黒柱として金を稼いでくるからで、妻や子供はそれをありがたく思わないといけない。
 昔は露ほどもそうは思わなかったが、働かなくてはいけないのに働き口がまるでない身となれば話は違ってくる。それを思うと、このギャグを素直に笑えない。「ダメおやじ」は、身につまされる親父ギャクタイ漫画と私には映るのである。
 本当は、『吾輩は猫である』に登場する「鼻子」を描くつもりでいた。ところが、近藤浩一路画伯の描く鼻子のキャラがあまりに偉大すぎて、ちっとも筆が運ばない。あんなふうには絶対描けない。そう思ってそのプレッシャーから逃れるように描いたのが今回のディジタル画。これなら1時間もかからない。


【タイムラプス】12月18日(土)7:00〜9:02の伊豆長岡の空。30秒。

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【新型コロナ】12/18(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→184(前週同曜日比 +40)
重症者数→26(前日比 −1)
累計死亡者数→18,378(前日比 ±0)