いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

鶏喰はれ葱の恵みの皿となる(あ)

 右手の人差し指と中指に皸(あかぎれ)ができた。これが痛くてたまらない。
 孫たちの使った食器をそのままにしておくわけにはいかないから、どうしたって流しに立って汚れをゴシゴシ落とすことになる。お湯は出さない。冷たい水で洗剤を流す。それが皸をさらに悪化させる。
 窪田聡作詞作曲の「かあさんの歌」の2番に、♪母さんのあかぎれ痛い……♪とある。食器を洗う水の冷たさをこらえながらつい口ずさむ♪あかぎれ痛い♪だが、その続きが出てこない。あれ? 次はどんな歌詞だっけ。
 気になってネットに当たったら、♪生味噌すりこむ♪と出た。えっ? 生味噌を傷口にすりこむんですか? 味噌といえば栄養満点の伝統的な調味料だけど、そんなことして皸に効くんですか?
 この治療法は、皸どころか、刀傷やすり傷に塗ると化膿を防げるのだそうで、戦国武将の間であみ出されたという。特にドクダミの葉に塗って傷口に貼り付けると治りが早いとか。と言われるとちょっと試してみたくもなるが、想像するだに痛そうで、やはり二の足を踏んでしまいます。


【きょうの一枚】鶏肉ねぎ炒め。

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 冷凍庫に鶏もも肉があり、冷蔵庫にねぎがあったので、焼き鳥にしようと思った。ところが、串がない。百本ほどもあった串を、なんだこんな汚いものとばかりにママにごっそり捨てられてしまったのだ。
 で、焼き鳥に代わるものはないかと「クラシル」で検索したら、「ピリ辛がくせになる!チリチキン」がヒットした。チリソースの素なら買い置きしたのがある。これだ、これを作ろう。
 辛いのが苦手な孫娘のために、ふりかけるチリソースの素を少なめにした。味はどうよと孫娘に試食してもらったら、これがみごと選考突破。竹串がなかったのが奏功して、また料理のレパートリーが一つ増えました。


【書】「右武」ゆうぶ(No.917)

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 「武芸を尊ぶ。尚武。↔︎右文」(『旺文社漢字典』第2版)
 「右」は、又(ゆう)と口とを組み合わせた形。又は右手の形。口(さい)は、神への祈りの文である祝詞を入れる器の形。右手に口を持って祈り、神のある所を尋ね、神の佑助(助け)を求めることを右といい、「たすける」の意味となる。左手に呪具の工を持って祈り、神のある所を求めることを左といい、左と右とを上下に組み合わせた形が尋で、神のある所を尋ねることをいう。
 「武」は、戈(か)と止とを組み合わせた形。止は趾(あしあと)の形で、行く、進むの意味がある。戈(ほこ)を持って進む形が武で、それは戈を執(と)って戦うときの歩きかたであるから「いさましい、たけし、つよい」の意味となる。また戈を持って進む「もののふ、武士」の意味に用いる。


【ディジタル画】二代目中村吉右衛門(No.359)

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 福田恒存をして「押しも押されもせぬ見事な座頭役者」と言わしめた、人間国宝の歌舞伎役者。
 子どもの頃から絵画やスケッチを描くのが好きで、高校生のときに文人画をやろうと画家に弟子入りしたこともあったという。
 歌舞伎役者でありながら、自ら歌舞伎の演出をしたり脚本を手がけたり。有り余る才能をお持ちの方だったんですね。
 今回も全て「Gガッシュ」だけで描いた。 


【タイムラプス】12月19日(日)11:01〜12:20の伊豆長岡の空。39秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227553191357577/?d=n


【新型コロナ】12/19(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→202(前週同曜日比 +54)
重症者数→26(前日比 ±0)
累計死亡者数→18,378(前日比 ±0)