いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

門松の立ちてぐびりと昼の酒(あ)

【きょうの一枚】門松つくりの手伝い。

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 午前8時半から公民館前で門松つくりのお手伝い。
 地元のホームセンターで買ったのは、荒縄と菰(こも)だけ。残りの竹、松葉、梅が枝、千両、オイル缶、土砂は全て自前で用意した。
 先達はどの道にもいるもので、門松つくりに熟達した年配のご指導のもと、ああでもないこうでもないと言いながら、あっという間に左右一対の門松をつくり上げた。
 私が手伝ったのは、向かって左側の門松。右のと比べてどこが違うか判ります? そう、赤い千両が一本だけ丈高に刺さってるでしょ。一本だけ余らせてもしょうがないからと、下に落ちてた奴をむりやり差し込んだんです。結果、不揃いな千両の門松になってしまった。それもまた愛嬌、ということで。
 先達に言わせると、荒縄の縛り方にもルールがあって、下から七五三になるようにぐるぐる巻くんだそうです。それで「七五三」と書いて「しめ」と読む。さらに縄の結び方も瘤が七五三になるように結ぶのだと。いやあ、勉強になりますわ。
 昼は、門松つくりに参加したメンバーと公民館内で懇親会。一足早い正月気分にひたりました。あ〜、よいよい。


【書】「世栄」せいえい(No.910)

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 「世間における栄華や富貴。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「世」は、分かれた木の枝に芽が出ている形。草の芽の生え出る形が生、木に新しい枝が三本伸びた形が〓1(よう=葉の艹を取り除いた形)、その木の枝の上のものが葉(は)である。新しい芽が生えてくることから、「人の一生、生涯、寿命、よ、よのなか(人間の構成する社会)」などの意味に用いる。
 「栄」のもとの字は榮。〓2(えい=榮から木を取り除いた形)は、夜中の警備などのときに燃やす篝火(かがりび)の形である。その篝火の明るく燃えさかる様子を栄といい、「はなやぐ、はえる、さかえる」の意味となる。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 40(No.352)

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 苦沙弥先生が外用から宅へ戻って7分後に寒月君がやってくる(この7分という間がいい)。寒月君が理学協会で演説をすることになり、その稽古を苦沙弥先生宅でやると迷亭先生が葉書を出しておいたという。ご主人の苦沙弥先生に何の断りもなく勝手に決めてしまうところが、いかにも迷亭先生らしくて愉快。
 そこでフロックコートを着て登場した寒月君。フロックコートってどんなコートだろうとネットで絵柄を探していたら、漱石がフロックコートを着ている画像に出合った。これは珍しい。と思って描いたのがきょうのディジタル画。
 字以外のレイヤー全てに「ぼかし」を入れてみた。
 それでもやはり字と画が調和しない。だめだ、だめだ、まだまだです。 


【タイムラプス】12月12日(日)17:05〜17:22の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227513199957817/


【新型コロナ】12/12(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→149(前週同曜日比 +19)
重症者数→25(前日比 −2)
累計死亡者数→18,372(前日比 +1)