いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

舞ひ来ぬか己が心に雪女郎(あ)

【きょうの一枚】作品集『童話の花束』(その52)

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 この作品集は、童話を応募した人全員に送られてくる。そういえば半年前、そんなこと言ってたなあ。
 今回応募したのは、初めての童話だったけど、もしかしたら佳作くらいに入るかもしれないという期待があった。ところが、世の中そんなに甘くはない。その後、「伊豆文学賞」の過去の最優秀賞に触れ、そのことを痛感した。どの作品もちゃんと読ませる展開になっていて、最後に感動するようにできていた。とにかく上手い。そう感じた時点で、もしかしたら佳作くらいに入るかもなんて、所詮経験のない者のたわごとに過ぎないことに気づいた。全く、穴があったら入りたい気分だ。
 届いた案内には「なお、次回の童話賞につきましては、例年どおり、来年3月頃に作品募集を開始する予定としております」とあった。
 よおし、再チャレンジだ。がんばるぞ。
 志茂田景樹さんは、名のある新人賞を受賞するまで7年半かかったという。それを思えば、私なんぞはまだまだひよっ子だ。
 よちよち歩きでも、遠い道のりもまずは一歩から始まる。歩き出さないことには、いつまでも目的地に着かない道理だ。


【書】「平昔」へいせき(No.911)

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 「かつて。その昔。往日。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「平」は、于(う)と八とを組み合わせた形。于は手斧(ておの)の形。八は木片。手斧で木を平かに削って木片が左右に飛び散る形が平で、「たいらかにする、たいら」の意味となる。
 「昔」は、うすく切った肉片を日に乾かした乾肉(ほしにく)の形で、腊(ほじし)のもとの字である。昔が、「むかし、ひさしい、きのう」など、時の関係を示す意味に用いられるようになって、「ほじし(ほしにく)」の意味の字として、月(にくづき=肉)を加えた形声の字の腊が作られた。「いま、きのう」などの時を字形で表現することは困難であるから、今・昔をその意味に用いるのはその音を借りる仮借の用法である。


【ディジタル画】ヘロドタス(No.353)

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 漱石全集の注解には、「Herodotos(前490頃-425頃) ギリシャの歴史家。ペルシア戦争を主題に九巻からなる『ヒストリアイ』を著し、キケロなどによって『歴史の父』と呼ばれた」とある。
 高校時代、サッカー部の引退試合後に美術室に通って石膏デッサンに打ち込んだことがあった。そのことを思い出した。あの時は木炭で画布に描き、食パンをちぎって消しゴム代わりにぽんぽんたたいたっけ。
 今は木炭をApple Pencilに持ち替えてディジタル画を描いている。
 「水彩&ぼかし」だけで描き、一部淡いオレンジ色をシュッと塗った。字も同ブラシで書いた。 


【タイムラプス】12月13日(月)6:02〜8:27の伊豆長岡の空。36秒。

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【新型コロナ】12/13(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→120(前週同曜日比 +8)
重症者数→25(前日比 ±0)
累計死亡者数→18,372(前日比 ±0)