いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

数へ日を刻むレトロの時計かな(あ)

【きょうの一枚】レトロな時計。

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 庭の物置1号を整理していたら、こんなレトロな時計が出てきた。孫娘に言わせると、前の家のインテリアとしてママが買ったけど使わないでいたものだという。
 針の調整は向こう側とこっち側とで独立していて、それぞれ単三電池で動くようになっている。つまり、両面の時計の針を動かすには2本の単三電池が必要というわけだ。
 これを間仕切った境目の2×4材に木ねじで止めた。で、これまでテレビの上にあったリビング時計を洗面所に持っていった。洗面所の朝は毎日戦場と化している。時間との勝負で、お兄ちゃんがシャワーを浴びたり、孫娘が顔を洗ったりする時に、「じぃじ、今何時?」と必ず訊くから、洗面所に時計が必要だと前々から思っていた。
 これ幸いで洗面所に時計を据え付ければ、あすからは「今何時?」発言はなくなるとみているがどうだろう。


【書】「正襟」せいきん・えりをただす(No.909)

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 「服装を整える。転じて、厳粛な気持ちや尊敬する態度になること。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「正」は、一と止とを組み合わせた形。正は城邑(じょうゆう)に向かって人が進む形で、攻める、攻めて征服するの意味となる。正は征のもとの字である。征服して征服地の人から税をとることを征といい、その支配の方法を政という。そしてそのような行為を正当(道理にかなっていること。正しいこと)とし、正義(正しいみちすじ。正しい道理)としたのである。
 「襟」の音符は禁(きん)。禁にはとどめる、とじこめるという意味がある。襟もとは人の魂を招きよせるなどの儀礼に重要な意味をもつ所であったので、心や思いという意味に使われ、襟懐(心の中。思い)・胸襟(胸のうち。心)のようにいう。


【ディジタル画】滝沢馬琴(No.351)

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 苦沙味先生宅に迷亭先生がやってきた。所用で家を出た苦沙味先生に代わって、細君が迷亭先生の話し相手となる。細君が「月並みとは何か」と迷亭先生に質問すると、知ったかホラ吹きの迷亭先生は返答に窮し、例によっていい加減なことを言って細君を煙に巻こうとする。そこへ登場するのが滝沢馬琴。いわく、「馬琴の胴へメジヨオ、ペンデニスの首をつけて一二年欧州の空気で包んで置くんですね」。そうすると月並みってのができるらしい。なんだかしっちゃかめっちゃか。
 きょうは輪郭と彩色と字に「マルチ水彩ブラシ」を使ってみた。いつもの「Gガッシュ」よりやや滑らかな印象。「マルチ水彩ブラシ」は透明水彩、「Gガッシュ」は不透明水彩といった感じかな。


【タイムラプス】12月11日(土)7:19〜9:15の伊豆長岡の空。28秒。

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【新型コロナ】12/11(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→146(前週同曜日比 +3)
重症者数→27(前日比 +1)
累計死亡者数→18,371(前日比 +1)