いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

青木の実ちらりと赤く潜みけり(あ)

 ペットボトルの湧き水がいよいよもってなくなったので、午前中に汲みに行こうと思っていた。そうしたらママが車を出してくれるというので、空の水タンクも一緒に車に積んで水汲みに出かけた。これで当分水を汲みに行かなくて済む。
 きょうは平日にもかかわらず、私以外にも3組の水汲み人が来ていた。ここの水汲み場は結構賑わってしているみたい。4L焼酎ボトルをしこたま用意してきた方に「どちらからお出でですか?」と訊いたら、沼津からだという。沼津だったら柿田川の水汲み場の方が近いだろうにと言ったら、その方は柿田川のことをご存じなかった。
 柿田川は富士山からの湧き水が水源になっていて、国道1号線の下からいきなり川になって狩野川に注ぐ。それは知っていたが、実際にそこから湧き水をいただいてきたことはない。だから味比べをしたことはない。
 でもいいさ。近くでこんな旨い湧き水が手に入るのだから、それで十分。水が旨い土地で暮らせるなんて、何て幸せなんだろうと思う。


【きょうの一枚】青木の実。

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 光沢のある葉の陰でひっそりと実を結ぶ。
 「青木の実」は冬の季語。手許の歳時記には「楕円形の真紅の実が房状に垂れて翌年春まで残り、冬の庭を彩る」とある。さすれば、赤い実がぽつんとあるのは冬の名残か。この赤い実を啄みに小鳥が顔を見せるようになれば、いよいよ本格的な春到来となる。ああ、春よ来い、早く来い。 


【書】「作労(勞)」さくろう(No.995)

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 「ほねのおれる仕事。労働。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「作」は、原字の乍(さく・さ。つくる・たちまちの意)に人を加えて、乍と区別し、おもに「つくる」意を表す。転じて「おこす」「なす」意に用いる。
 「労(勞)」は、〓(「勞」から「力」のパーツを取り除いた形。かがり火の象形)と力とで、火がもえるようにたえまなく力を出してつとめはたらく意、ひいて「つかれる」意、転じて「いたわる」意。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 109(No.432)

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 結婚したばかりの寒月君を前にして苦沙弥先生が女の悪口を言う。
 「妻を持つて、女はいヽものだ抔と思ふと飛んだ間違になる。参考の為めだから、おれが面白い物を読んで聞かせる。よく聴くがいヽ」と言う中にピタゴラス(原文は「ピサゴラス」)の名が出てくる。
 そこで今回はピタゴラスを描いてみた。例によって、今回もすべて「Gガッシュ」を使った。 


【タイムラプス】3月7日(月)9:37〜11:56の伊豆長岡の空。34秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10228008830988283/?d=n


【新型コロナ】3/7(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→53,969(前週同曜日比 −9,732)
重症者数→1,362(前日比 −37)
累計死亡者数→24,951(前日比 +132)