いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

凍空のロケ弁同じ釜の飯(あ)

 きのうの夕方遅く、カミさんがやってきた。金欠だっただけに恵みのカミ(神)とはまさにこのこと。これで病院へ行って薬を処方してもらえる。
 カミさんは孫のおやつを大量に持ってきてくれるので、それだけでも大助かり。これで数日は菓子箱に何も入っていない状態を避けられる。どうもしみったれた話だが、稼ぎがないのだから、コレバレドモナネ(津軽弁で、こればかりはどうにもならないの意)。
 あと1週間。1週間なんとか持たせれば年金が振り込まれる。それとて乾いた砂漠に一滴の水筒水を垂らすようなものだが、無いよりはまし。
 そんな中でも大河ドラマのロケには出かける。
 きょうも前回と同じ鎌倉軍の下人に紛争した。が、今回は前回よりもよほど痛かった。頭髪を鉄腕アトムのようにとんがらせようと固形物をしこたま髪に塗り、そいつを櫛で強引に持ち上げるものから、痛いのなんの。すね毛にガムテープを貼って、えいやっと逆さに引き剥がす感じの痛さだ。
 きょうのロケ地はスイカの名産地で有名な山懐に作られたオープンセット。しかし、美術さんの技術力もすごいですね。てっきり石垣だと思っていた石が、ハリボテの石だったもの。本物の石だとばかり思って、そこに足を引っ掛けてよじ登ろうとしたら、ぺこんと凹んだものね。
 昼はスタッフと同じテントの中でロケ弁を食す。そこへみかんの差し入れが届き、気分も大いに盛り上がる。きょうは、今にも雪が降ってきそうな寒空だったけど、よし頑張ろうという気になれました。


【きょうの一枚】ロケ弁。

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 トンカツ弁当。大自然に囲まれて、みなさん同じ弁当を、同じテーブルで食す。「同じ釜の飯を食った仲」とはよくいうが、そういうところから濃いコミュニケーションが生まれるんだろうな。ロケ弁が旨いわけだ。


【書】「出尤」しゅつゆう(No.904)

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 「群を抜く。抜群。尤は、すぐれたものの意。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「出」は、足が凵(くぼみ)からそとに出るさまで、「でる」「だす」の意を表す。
 「尤」は、右手の先を断ち切ることを示す。ひいて「とが」の意。借りて、特に異なる意に用いる。


【ディジタル画】鎌倉軍下人に扮した私(No.346)

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 歌舞伎役者・坂東彌十郎さんの次に私が出るのも身の程知らずのおこがしさだが、おそらく人生最後の扮装とあれば、それも許してくれようか。
 今回の画は、「Gガッシュ」で輪郭を描くと同時に色を塗り、字を「いつもの手書きペン(カヌレ)で書いた。


【タイムラプス】12月6日(月)16:50〜16:59の伊豆長岡の空。33秒。

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【新型コロナ】12/6(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→114(前週同曜日比 +41)
重症者数→29(前日比 +1)
累計死亡者数→18,363(前日比 ±0)