いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

挽きたてのコーヒーの香や庵の春(あ)

【きょうの一枚】コーヒー豆とドリッパー。

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 本格的に旨いコーヒーを自宅で味わいたい人は、ドリッパーにもこだわるという。私は、コーヒーを飲むのは好きだけど、こだわるのは水だけで、豆もドリッパーもこだわらない。
 豆は、最寄りのスーパーでカメさんデー(商品が1割引になる)のときに買ってきて冷凍庫に入れておく。フィルターは、これもカメさんデーのときに100枚入りを買ってくる。ドリッパーは昔から使っているプラスチックのやつ。白い瀬戸物のもあるが、そっちは使ったことがない。というか、どこに仕舞ってあるか失念したまま放ってある。
 水は、大仁の山里から汲んできた湧き水を使う。湧き水と水道水の違いは、この前カミさんが来たときはっきり判った。カミさんが淹れてくれたコーヒーを一口飲んだとき、あっ、これは水道水だなとすぐに判った。それだけ違いがある。カミさんは「いいのよ、どっちも水には変わりないでしょ?」と言ったが、味は水によって大いに変わるのである。
 私は、コーヒーに限らず、水にこだわる。2合炊釜で炊飯するときは決まって湧き水を使う。晩酌の焼酎を割るお湯も湧き水を沸かす。カミさんが来るとそれが何より手間だと言って炊飯ジャーでご飯を炊くが、それくらいは私にはまったく手間に感じない。孫どもも湧き水にぞっこんで、学校に持っていく水筒にもバスケクラブに持っていく水筒にも必ず冷蔵庫にストックしてあるペットボトルの湧き水を所望する。
 たぶん味が全然違うのだと思う。私としても、水にこだわる仲間が増えて嬉しい。カミさんは「どっちも水には変わりない」と言うけれど、私は絶対に違うと信じてやまない。


【書】「再拝」さいはい(No.940)

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 「①二度おじぎをする。丁寧におがむ。②手紙の末尾につけるあいさつの語。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「再」は、上下同形の台付き物入れかごの下半分の形に一を添えて、同じものを上に載せるところから、重ねてする、「ふたたび」の意を表す。
 「拝」は、手と供え物とで、供え物をささげて神を「おがむ」意、ひいて、おじぎをする意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 62(No.382)

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 越智東風君が苦沙弥先生宅へやってきて役者が揃った。で、第六章の終わりかけの「談話の火の手は大分下火になつた」頃合いに吾輩が庭へ蟷螂を探しに出る場面がある。
 「えっ、猫が蟷螂を?」と驚いてネットに当たったら、この手の動画が結構ヒットしてさらに驚いた。
 猫がお魚をくわえて逃げるシーンは「サザエさん」のオープニング曲でも知られるところだし、小さい頃、兄が可愛がっていた小鳥を食い殺した野良猫を捕まえておしおきしていたことも知っている。が、猫が蟷螂をバリバリやることは知らなかった。漱石の時代、蟷螂は猫の大好物として広く知られていたのだろうか。
 今回も字を「墨ブラシ」で書き、残りを「Gガッシュ」で描いている。 


【タイムラプス】1月11日(火)7:07〜9:05の韮山方面の雨空。29秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227685918355669/?d=n


【新型コロナ】1/11(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→6,441(前週同曜日比 +5,662)
重症者数→90(前日比 ±0)
累計死亡者数→18,404(前日比 +2)