春近し青青炎立ちてをり（あ）

【きょうの一枚】新調したガスコンロ。

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　とうとう決心して二口コンロを買うことにした。
　以前に買った鋳型の火力抜群コンロの爪が摩耗してうまくバランスが取れなくなってきたことと、いよいよ不完全燃焼が激しくなって、鍋が煤で真っ黒になるようになったからである。
　私だけならそれも平気なのだが、この前来たカミさんがぼやくこと頻りだったので、朝起きたらずっと流しを陣取るカミさんの顔を立てて、カミさん好みの二口コンロを新調することにした。
　決定打は、ママが孫娘を連れて買い物に行った際に、(ママが)二口コンロの前にずっと立っていたよと孫娘から告げられたこと、かな。ママも使うたびに煤だらけになる鍋にきっと閉口していたのかもしれない。直接私に言うことはなかったけど、ママも新しいコンロが欲しかったんだろうな。
　私のこだわりで、これまでずっとラーメン屋にあるような鋳型コンロを使っていたが、どうやら私のこだわりとおさらばするときがきたようだ。不完全燃焼で煤だらけになっちゃしょうがねえ。でも、煤だらけは想定外だったな。

【書】「次舎」じしゃ（No.947）

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　「①宮中の宿直所。②軍隊の宿営する所。」（『旺文社漢字典』第2版）
　「次」は、欠(あくびをする意)と二(じ・に＝「し」は変化した音。ならぶ意)とで、途中でつぎつぎに休む意、ひいて、休み場所の意を表す。転じて「つぐ」「つぎ」、順序の意に用いる。
　「舎」は、余(よ。「しゃ」は変化した音。屋根のある建物)に、場所を表す口を加えて、休息するやどの意。ひいて「やどる」意、転じて「おく」意に用いる。

【ディジタル画】『吾輩は猫である』 68（No.389）

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　吾輩の運動で蟬取りの次にやるのは「松滑り」。
　「松滑り」とはなんぞや。
　「松滑りと云ふと松を滑る様に思ふかも知れんが、さうではない矢張り木登りの一種である。只蟬取りは蟬を取る為に登り、松滑りは、登る事を目的として登る」のだそうだ。「落ちると降りるのは、ちとりの差である」ともいう。
　さすが、うまいことを言うなあ。
　今回も「Gガッシュ」だけで描いた。　