【きょうの一枚】中古のセラミックファンヒーター。
洗濯機横の棚の奥に仕舞っておいたやつを引っ張り出した。背後のレッテルに「95年製」とあるから、今から26年前に製造された商品だ。そんなのに電気を流して平気なのか?
実は、お兄ちゃんの部屋にセットした石油ファンヒーターの灯油を切らしていて、きょう、巡回灯油を3缶買うつもりでいた。その分の現金も用意していた。
折しも、そこへ「森のクマさん」の軽やかなメロディが流れてきた。毎年世話になっている灯油販売車が巡回しているのである。家の方へ回ってくれるように電話しようかどうしようかと迷っているところへ、ちょうどお兄ちゃんが帰ってきた。これからバスケクラブの練習に行くからと言って、2階に上がってバスケクラブの支度を始める。私は肉まんを冷蔵庫から取り出してチンしてやる。
それで電話をかけるタイミングを逸してしまった。これは、注文するにはまだ早いということだなと都合のいいほうに解釈して、そういえば、使っていないセラミックファンヒーターがあったなと気づいて引っ張り出し、きれいに掃除して試運転してみた。ら、動いた。よし、しばらくこれで暖をとってもらうべえと決めて、きょうのところは灯油を買うのを控えた。何せ、今は原油高で1缶1,980円だものね。3缶買ったら6,000円近くになっちゃう。とても高くて買えない。あるもので我慢がまん。
【書】「父祖」ふそ(No.873)
「①父と祖父。②祖先。」(『旺文社漢字典』第2版)
「父」は、|(斧の頭部の形)と又(ゆう)とを組み合わせた形。この場合の斧は木を伐(き)る道具としての斧ではなく、儀礼用の器としての斧で、指揮権の象徴である。又は手の形であるから、斧の頭部を手で持つ形が父で、指揮権を持つ人、指揮する人をいう。家にあって子どもを指揮する「ちち」の意味に用いる。
「祖」の音符は、且(そ)。且は俎(まないた)の形。その上にお供えを並べて祭る俎で、祭られる者、「せんぞ」の意味となる。
【ディジタル画】『吾輩は猫である』 27(No.315)
下女がご主人のところへ持ってきた第二の絵端書には「猫ぢや猫ぢや」を躍っている猫が描かれている。
この「猫ぢや猫ぢや」は、『漱石全集』の注解によると、江戸時代の享和・文化の頃から流行し、明治時代になってもうたわれていた俗謡、とのこと。
「俗謡」とは、「民謡が本来の土地を離れ、都会で専門の歌い手や芸者などにより技巧化され、楽器の伴奏をつけ都会風・座敷歌風に変質したもの」と「百科事典マイペディア」の解説にある。
ほお〜、では棟方志功が好んで歌っていた津軽民謡「弥三郎節」は、俗謡だとどんな歌い方になるんだろう。興味津々。
【タイムラプス】11月5日(金)8:55〜10:52の伊豆長岡の空。29秒。
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【新型コロナ】11/5(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→158(前週同曜日比 −116)
重症者数→109(前日比 −6)
累計死亡者数→18,295(前日比 +6)