いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

幼少の味忘れ得で年忘れ(あ)

 もう書くこともなかろうと思っていた履歴書を書いた。履歴書に貼る写真は市役所前の証明写真ボックスで撮り、それを郵便局で貼って郵送した。
 履歴書を出したのは、いよいよもって生活が困窮し、私も働かなくては生活が成り立たなくなってきたからである。まさか、この歳になって再び働きに出るとは思ってもみなかった。65歳を過ぎてからは、悠々自適の老後が待っているとばかり思っていたのに、話が違うじゃないか。まあ、私が勝手に薔薇色の老後を夢見ていたのがそもそもの誤りなんですけどね。
 履歴書の最後に仕事に関する希望を記入する欄があって、そこにはこれまで「特になし」と書いてきたのだったが、来年は地区自治会の区長を務める予定なので、比較的会合の多い日曜を休みにしてほしいと書いた。併せて、平日と土曜の午後を明けてくれるようにも希望した。
 履歴書審査が通れば、次は面接ということになるが、希望をたくさん書いたから通らないかもしれない。通らなかったら仕方がない。そのときは別の算段を考えるだけだ。今の生活苦から逃れられるんだったら、何だってするよ。


【きょうの一枚】シシャモ(柳葉魚)。

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 塩鮭を買いに魚屋へ寄ったついでに買ってきた。孫どもも喜んで食うと思ったら、そうでもなかった。喜んで食ったのは私だけだった。
 孫には冷凍庫に入っていたフライドポテトを揚げてやった。マクドナルドやケンタッキーで幼少期を送った世代には、フライドポテトこそ忘れられない懐かしい味なんだろうな。
 魚卵系は糖尿病によろしくないと言われているから、私は素直にその教えを守って、イクラや筋子には手を出さない。が、シシャモだけは例外。昔から好物なのである。どうせあと10年もない命だ、構うもんか。孫が食わないと言うのなら、孫の分まで食っちまえ。 


【書】「漁夫」ぎょふ(No.872)

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 「魚をとって生活する人。漁師。漁民。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「漁」は、魚を釣り、網で捕り、あるいは手づかみすることを漁といい、「すなどる(魚や貝をとる)」意味に用いる。
 「夫」は、髷(まげ)に簪(かんざし)を通している男の形。大(手足を広げて立っている人を正面から見た形)に一を加えて、頭上の髷に簪をさして正装している姿を示している。頭上に三本の簪を立ててさし、それに手(又=ゆう)をそえて髪飾りを整える女の姿が妻で、それは結婚式のときの着飾った女の姿である。夫・妻は結婚式のときの正装した男女の晴れ姿を示す字である。それで夫は「おっと、おとこ」の意味となる。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 26(No.314)

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 和服を着流し、鼻の下にカイゼル髭を蓄えた男が、物憂げに空を見上げる図。もっと滑稽に描くつもりが、苦沙味先生とは似ても似つかぬ色男に仕上がった。
 和服は、最初「水彩&ぼかし」ブラシで青く彩色したが、何だか落ち着かない気がして、後から茶色を上塗りした。


【タイムラプス】11月4日(木)6:26〜8:53の伊豆長岡の空。36秒。

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【新型コロナ】11/4(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→265(前週同曜日比 −45)
重症者数→115(前日比 −5)
累計死亡者数→18,289(前日比 +8)