いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

餃子喰む孫のゑくぼや秋深し(あ)

 今号『公募ガイド』の裏表紙に「ゆいごん川柳」の募集案内があった。
 Webから応募できるというので早速サイトにアクセスし、5点応募した。川柳部門で大賞が10万円というのはかなりの太っ腹。
 今年3月で職を辞し、4月から懸賞金目当てにあちこち作品を応募してみて、若い人でもそう考えている方が結構いらっしゃるんだということが判ってきた。
 今はまだまだ手探りの状態だけど、自分の腕を磨いていけば、そのうちでかい獲物に当たるような気がする。そのほうが宝くじに当たるより確率が高い。
 懸賞の世界にビギナーズラックなんてない。天才は努力するから天才なのだし、人一倍努力する中から天才的なひらめきが生まれるのだと思う。才能は一日にして成らず。やはりここは、日々これ精進、地道コツコツしかないのでしょう。


【きょうの一枚】冷凍餃子。

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 孫に作る夕食で、いちばん手間要らずなのがこの冷凍餃子。
 フッ素樹脂加工のフライパンを使うと、油も水も要らない。凍った餃子をフライパンにただ並べるだけ。蓋をして中火で5分ほど焼けば出来上がる。羽根がついて、もちもち、パリパリ、ジューシーだから孫にも大人気。「じぃじ、きょうの夕飯は何?」と孫に訊かれて「じぃじ餃子だよ」と言うと、決まって「やったあ」と返ってくる。
 ここでなければ食えない餃子みたいに「じぃじ餃子」などと呼んでいるが、何のことはない、スーパーで売っている冷凍餃子を焼くだけのことなのである。インスタントラーメンの麺をほぐすより簡単なのである。
 タレは辛さに好みがあって、お兄ちゃんは辛いのが好き、孫娘は辛くないのが好きと分かれる。が、好き勝手に自分の舌と相談しろと言ってあるから、私から作ることはしない。でも、孫たちにとってはそれがかえっていいらしい。大人が味を決めるより自分でする感があっていいのだろう。


【書】「公聴(聽)」こうちょう(No.847)

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 「広く意見をきく。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「公」は、囲みの意の「ム」と開く意の八とで、私有地の囲みを開いて自由に出入りできる公共の場所の意、転じて「おおやけ」の意を表す。
 「聴」のもとの字は聽。耳と■(壬の士の部分が土=てい)と德(徳)とを組み合わせた形。■(てい)はつま先で立つ人を横から見た形。その上に大きな耳を加え、耳の聰明(そうめい=かしこい)なこと、神の声を聞くことができることをいう。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』6(No.289)

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 「吾輩」が再び見た人間は「おさん」だった。
 漱石全集の注解によると、「おさん」の「さん」は貴族の邸の三の間の略で、「おさん」とは下婢のいる所。転じてめしたき女、下女、おさんどんのことをいう、とある。
 画は、「吾輩」が「おさん」に外へ放り出されるシーン。


【タイムラプス】10月10日(日)5:50〜8:58の伊豆長岡の空。23秒。

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【新型コロナ】10/10(日)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→776(前週同曜日比 −465)
重症者数→501(前日比 −25)
累計死亡者数→17,930(前日比 +24)