いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

夕焼けの富士や天女の舞姿(あ)

 夕方、孫に風呂の掃除を頼んで買い物に出かける。
 買い物かごに1Lの炭酸水を4本入れたら、レジのおばちゃんに言われた。
「お客さんは、きょうは随分と飲み物を買いましたね」
「ええ、あすから孫がもう一人来るんです。そいつに『じぃじ水』を飲ませてやろうと思いまして」
「なんですか? その『じぃじ水』ってのは」
「炭酸で割った自家製梅ジュースのことです」
「そりゃ楽しみだ。あしたから賑やかになりますねえ」
 今年は梅エキスを3種類作った。
①小粒梅3kg(一二三荘で買った)+氷砂糖2kg+リンゴ酢500cc
②北隣の奥さんからいただいた梅(重量不明)+氷砂糖2kg
③南高梅(石井米店で買った)+氷砂糖1kg+黒糖500g
 このうち先日の地区清掃で提供したのが②。これがなかなか好評で、そのときの残りがちょっとだけ余っている。
 ③の黒糖は、作っていちばん新しい。梅エキスがまだ出来っていないが、上の孫に大人気で毎日コップ3杯は飲む。
ブレンドは試してないが、せっかくだから④として作ってみようか。


【きょうの一枚】夕焼けに映える富士山。

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 時計は午後19時を10分ほど回ったところ。上の孫が、階下に積まれた引っ越し荷物を2階まで運んでいると、2階デッキから「きれい」という声が聞こえた。そのとき私は、小田原から運ばれた荷物を置くためのスペースをこしらえていた。
 「どれどれ」と私もデッキに出て、孫が「きれい」と感嘆した景色を、孫と肩を並べながら見る。
 「おお、素晴らしい夕焼けだ。富士山もくっきり鮮やかに見える。富士山の上にかかっている赤い雲は、天女が舞っているようにも見えるね」
 「富士山もきれいだけど、夜景もきれい」と、孫がぽそりと言う。
 夜景はそんな感動するほどでもないと思ったが、孫にそのことは言わなかった。
 小田原の孫の家からは金時山越しに富士山の頭だけ見えるが夜景は見えない。ここが高台なればこその景色だ。孫よ、この景色を目に焼き付けておくんだよ。じぃじがいなくなっても、じぃじは時たまこうして天女のように舞を舞いながら、お前さんの成長を見にくるからね。 


【書】「吝嗇」りんしょく(No.765)

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 「物惜しみ。けち。吝愛。」(『旺文社漢字典』第2版)
 愛用する『古代文字字典』に「嗇」が出てきて、この文字を書くとしたらこの二文字しかないでしょう、ということで「吝嗇」と書いた。「吝」は、けちの意味だし、「嗇」も、物惜しみするという意味があり、要するに、どちらも似たような意味を持つ字の構成。
 こういう組み合わせはままあって、「減少」「獲得」「連続」などもそう。それぞれの意味をさらに強調する表現になっている。
 ちなみに、石川啄木は小説『雲は天才である』で、「吝嗇」を「しみったれ」と読ませている。こういう感性を見習いたいものです。


【ディジタル画】腰痛(No.209)

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 とうとう腰を痛めちゃいました。重い荷物を運ぶときは皆さんも、どうかお気をつけください。
 これで約30分。 


【タイムラプス】7月20日(火)6:01〜8:04の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10226658982642918/?d=n


【新型コロナ】7/20(火)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,328(前週同曜日比 +824)
重症者数→392(前日比 +14)
累計死亡者数→15,061(前日比 +12)