いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

下帯に川漕ぎ凛々し夏祭(あ)

 夕方、上の孫とバスケット・クラブチームの練習を見学。午後5時から7時までの2時間、地元小学校体育館ステージに胡座をかいて子どもたちの動きを見ていたが、メニューの随所に飽きさせない工夫が凝らされていて、2時間があっという間に過ぎた。
 昔は、中学生のスポーツ活動といえば、いわゆる放課後の部活動に限られていたもので、部活動の顧問の負担は相当なものだった。土日はまず休めなかった。
 別に部活動の顧問をやりたくて教員になったわけではないという方々の不満は昔から燻っていた。
 私のように、中学、高校、大学とサッカーを続けてきた身でも、勤務校でサッカー部の顧問になれるとは限らない。私の場合、初任校ではハンドボール部の顧問をお願いされたし、2校目では男子バレーボール部の顧問を任された。
 バレーボール部は男女あって、ネットの高さも男子と女子で違う。練習に使えるコートは男女共有が普通だったから、私が勤務した学校は練習時間を男女に分け、前半を女子、後半を男子が使うことになっていた。女子が暗い夜道を帰るのは危ないという配慮からそうしていた。
 そこで、女子が練習している間は男子は何をしているかというと、各自部室に籠もって、ひたすら練習開始時間を待つのである。静かに教科書を開いて判らないところを教え合うという寺子屋的存在ならば何も問題ないのだが、そうでないから、そこに指導が入ることも多々あった。

 今は昔と違って、あえて学校の部活に入らず、外部のスポーツクラブに所属するケースも増えた。教員の負担軽減を考えれば、いい傾向なのだろうが、ずっと学校の部活をやってきた私としては、一抹の寂しさを感じたりもするのである。


【きょうの一枚】一二三荘前の道路拡張工事。

f:id:jijiro:20210723111540j:image
 いずっぱこの踏切を渡る道路の幅を広げている。広げているのは今のところ、写真右正面の白い3階建てのビルまでで、いずれこのビルもセットバックして、旧大仁商店街の道路の幅員もゆったりしたものになるのだろうが、それがいつ頃になるかは判らない。一二三荘の親方さんも「一体いつになるんでしょうねえ」と他人事のように工事の進捗を見守っていた。
 
【書】「新緑」しんりょく(No.766)

f:id:jijiro:20210723111450j:image
 「若葉のみどり。初夏のころの若葉の色。」(『旺文社漢字典』第2版)


【ディジタル画】孫の世話で、きょうは描く時間がありませんでした。


【タイムラプス】7月21日(水)6:15〜9:10の伊豆長岡の空。38秒。


【新型コロナ】チェックし忘れました。