いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

落とし穴落ちてやれとや蜥蜴出づ(あ)

 昨日から孫どもが伊豆へ来ている。カミさんが4/3(土)〜5(月)と休みをとって伊豆へ来るというので、それまで一馬力でしのごうと思っていた孫の世話だったが、明日、孫娘が友達と中学のバスケの練習に顔を出すことになったとかで、急遽、今日の夜に小田原へ帰ることになった。
 孫どもが来ると、朝昼晩の食事を用意しなくてはいけない。何が大変って、それがいちばん大変。なのだが、明日は孫娘に急な用事ができて、食事をどうしようかと考えなくて済んだ。それはそれで嬉しいに違いないが、一方、一抹の寂しさもあって、ちょっと複雑な心境。


【今日の一枚】孫娘が掘った落とし穴。

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 「ちょっと、プラごみを捨てに行ってくるからね」と言ってゴミを捨てに行き、帰ってきたら孫娘が、前の道路に飛び出してきて、「じぃじ、大変、大変。隕石が落ちてきた」と叫ぶ。何のことかとキョトンとしている私の手を引っ張って孫が連れて行った「現場」を見ると、そこには大きな穴が掘られてあった。
 「ここに隕石が落ちただって? で、落ちてきた隕石はどこよ」と訊いたら孫娘、「またどこかへ飛んでった」だって。そんなこと、あるわけねえだろ、すっとぼけやがって。
 まったく、私を落とそうとしてこんな落とし穴をこしらえたんだな。スコップは? スコップはどこだと探したら、小屋の脇に何事もなかったかのようにしれっと立てかけてあった。
 それにしてもこの穴、私が生ゴミを捨てにコンポストへ行く通路のど真ん中に掘ってやがる。

 「じぃじ、足入れてみて」と効力を確かめるふうに言うから、「やだよ」と断る。すると、攻撃は甘夏に向けられ、青梅の実に向けられ、なぜか台所の干し椎茸にも向けられた。そして、それらは孫娘の手によって、穴の底に、厳かに葬られるのだった。


【書】「鬼門」きもん(No.645)

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 「①北東(うしとら)の方角。陰陽(おんよう)道で、鬼の出入りする方角として忌みきらう。②遠く辺鄙(へんぴ)な険しい土地。③《国》にがてな人や事がら。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「鬼」は、鬼の形。人鬼をいう。人は死んで人鬼になると考えられた。大きな頭の形がこの世の人の姿とは異なることを示している。古い字形には、厶(し)を加えず、水滴を加えているものがあるが、香りのついた酒をふりかけて、清め祓(はら)っていることを示す。→白川静『常用字解』
 「門」は、両開きの扉の形。[釈名(しゃくみょう)、釈宮室]に「門は捫(お)すなり」とあり、捫して開く扉のある「かど、かどぐち、いりぐち」を門といった。かどぐちの意味から、そのかどぐちのある「いえ」の意味となり、その家に住む「みうち、一族」の意味に用いる。片開きの扉の形が戸である。→同


【タイムラプス】4月1日(木)5:50〜7:40の伊豆長岡の空。18秒。

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【新型コロナ】4/1(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→2,841(前週同曜日比 +923)
重症者数→382(前日比 +14)
累計死亡者数→9,176(前日比 +50)