いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

水たつぷり鍋の底まで実梅かな(あ)

【今日の一枚】アク抜きしている梅を狙うイエグモ。

f:id:jijiro:20210619090515j:image
 きのう、一二三荘の「梅ジュース」に黒糖が使われていることを知り、もう一度梅シロップを作ってみることにした。もちろん、黒糖入りのやつ。
 で、石井米店で梅を2kg調達した。ラベルを見たら、これが「南高梅」。いや、そんな高級じゃなくてよかったのに。
 買ってきた梅の実を水に沈めてアク抜きをする。一晩そうしておくつもりでいたが、自治会の会合から帰って家の明かりを点けたら……。
 いたんです、イエグモが。げげげ。誰もいない家の中で、「お〜い〜」と思わず声を発してしまいました。
 見るからに、鍋に沈めた梅を狙っているとしか思えないポーズ。イエグモは、ゴキブリを退治してくれるいいやつだけど、姿は何年見ても不気味なことこの上ない。
 写真を撮り終えた後、どこへともなく消えたが、あれはきっと、先日、サイドボードのガラス戸に卵を産みつけた親に違いない。あれからカミさんに言われてガラス戸をきれいに洗い、卵も処分したけど、卵を産んだ親としては私のことを、我が子を亡きものにしたむごいやつと捉えているのだろう。それで敵討ちを食らわそうと、梅を睨みつけていたのかもしれない。


【書】「狂喜」きょうき(No.733)

f:id:jijiro:20210619090455j:image
 「異常なまでに喜ぶこと。」(『大辞泉』)
 「狂喜乱舞」の「狂喜」ですね。
 「喜」で始まる二字熟語に、これといったものがなく、「喜」で終わる二字熟語を探したら、これに出会した。
 「喜」の甲骨文が面白い。「喜」は、もと神を楽しませ喜ばせるために太鼓をうって祈るの意味。


【ディジタル画】横浜聡子(No.177)

f:id:jijiro:20210619090249j:image
 この人、「いとみち」という映画の監督さん。
 私はほとんど映画を見ない人だが、「いとみち」は、全出演者が津軽弁でセリフを話すというので評判の映画。これは見たいぞと前から思っていた。
 予告編をYouTubeで見たら、いきなり懐かしい風景が飛び込んできた。初日のロケ現場とのことだったが、お椀を伏せた格好に浮かぶ島と、その島の前の海に立つ朱の鳥居ときたら、それはもう「湯の島」に決まっている。そしてカメラが右に走ると、今度は、岩だらけの位牌の格好をした島だ。おお、「裸島(はだかじま)」じゃないか。
 小中学生のころ、毎日のように見た景色。まぶたの裏にしっかり焼き付いているから、今でも、目をつぶってもその風景が描ける。
 映画「いとみち」は、以前に東奥日報コラム「天地人」で話題に挙げられ知っていた。青森県内の映画館では、きょう6/18から全国に先駆けて上映されると、これまたきょうの「天地人」で知り、この映画を監督された横浜聡子さんを是非とも描きたいと思った。
 きれいな方ですね。津軽美人です。青森市出身で、高校は寺山修司の後輩にあたるという。ということは太宰治の後輩でもあるか。
 トレースを「マルチ水彩ブラシ」で描き、彩色には「水彩&ぼかし」を使った。コメントは「墨ブラシ」。
 カーディガンの、ふっくらした質感が出せなかった。今後の課題です。
 これで約2時間。


【タイムラプス】6月18日(金)7:26〜9:28の伊豆長岡の空。30秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4159411650783347/?d=n


【新型コロナ】6/18(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,554(前週同曜日比 −490)
重症者数→763(前日比 −40)
累計死亡者数→14,331(前日比 +47)