いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

休館の宿や泰山木の花(あ)

 今日は5/31締切の公募作品を一気に仕上げた。
 原稿用紙5枚以内の規定でありながら、1等賞が100万円とあって、応募数も桁違いに多い。去年の例だと14,068というから相当な人気だ。
 選考委員が、これまたすごい。西本鶏介、立原えりか、角野栄子、中井貴恵、宮西達也、薫くみこ、ほか(たぶん会社の人)とあって、そうそうたるメンバーが揃っている。
 私はこれに初めて応募するわけだが、応募数1万4000余の中には、落とされても落とされても今年こそはと頑張っておられる方もたくさんいるのでしょう。そんな経験も実力も豊富な方々と張り合おうってんだから、我ながら大それたことを考えたものだ。
 私が仕上げた作品の字数は1970字。原稿用紙5枚(2000字)という条件の中にうまく収まってくれた。
 実は、残り100字を切るあたりで、これはオーバーするのではないかという不安があった。この応募をターゲットに研鑽練磨してこられた方なら、その辺りの調整はお茶の子さいさいだろうが、不慣れな私には「ふりだしに戻る」くらいの重大な不始末に思えた。
 このチャンスを逃したら、さらに一年先の募集を待たなければいけない。それは私にはくらくらするような遠い道のりのような気がした。できれば一気にここで片付けたい。幸い、なんとかまとめようと思えばまとまりそうな感じがしたので、えいっとばかりに強引にまとめた。そしてそれを.txtで添付し、Webの規定フォームから送付した。
 そんな人の作品をこれから数ヶ月にわたって読まなければいけないんだから選考委員は大変だ。本業を別に持っていらっしゃる方々の時間を奪うのは心苦しいけれど、そういうプロの目から見て私の作品がどう見えるかというのはとても気になる。
 いや、その前にプロの目に触れる機会もないまま予選で落とされる可能性だって十分にある。むしろそれが大半だろう。1万4000余も応募があることを思えば、それは想像にかたくない。
 私は今、自分の作品が最終選考まで残って、それがプロの目にさらされている現場を空想している。馬鹿だねえ、そんなことあるわけないのに。作品を出したというだけでその気になっているんだから、武者小路実篤じゃないけど、どうしたって「お目出度き人」にできてるんだねえ私って奴は。


【今日の一枚】泰山木の花。

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 北側隣3軒目は埼玉にお住まいの方が所有している別荘で、そこの庭に泰山木が植わってある。
 今は大振りの白い花が丸く固まって、咲く準備をしている。今日はだいぶ気温が上がったから、明日あたりは花びらを大きく広げる頃合いだろうか。そうしたら芳香も楽しめるね。せっかくだから、ご主人も来ればいいのに。


【書】「執中」しっちゅう・ちゅうをとる(No.713)

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 「中庸の道を護持して過不足がない。」(『旺文社漢字典』第2版)


【ディジタル画】ホトトギス(No.157)

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 ホトトギスは自分で子育てをせず、ウグイスにちゃっかり子育てをたくすんだそうで、それを「托卵」といっている。自然界の生態って面白いねえ。
 今回は、ごくあっさりと30分ほどで仕上がりました。この程度なら1日に数枚はこなせそうです。


【タイムラプス】5月29日(土)5:37〜7:42の伊豆長岡の空。31秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10226315958267523/?d=n


【新型コロナ】5/29(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→3,705(前週同曜日比 −1,542)
重症者数→1,375(前日比 +4)
累計死亡者数→12,840(前日比 +95)