いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

感謝状なくて胸張る卒業子(あ)

 「一絵一句」コンテスト作品の締め切りがあすに迫った。これは、正岡子規の代表的な句をもとにして絵を描くというもの。そういうコンテストがあると知ったのは昨年の秋だった。
 「一絵一句」は、まさに私がやりたかったことで、そのようなコンテストがあることを知ったときは小躍りしたものだ。ようやく私のやりたいことに巡り合えたような気がした。
 正岡子規の俳句は全部で15句用意され、その中から一人2点まで絵を添えて応募することができる。最初は意気込んで15句全部を絵で表現してみるつもりでいた。が、実際に描いたのは3点だけ。そのうちの2点を、きょうケータイから事務局へ応募した。
 いずれ劣らぬ力作、と言いたいところだが、とてもとてもそう言える代物ではない。血も、汗も、涙も、感じられない。片手間にヒョヒョイと描いたのは、見る人が見れば一目瞭然。これじゃグランプリには程遠い。実際に手がけた私から見てそうなのだから、まして審査してくださる方は、なんだこんなものを送ってきやがってと不快感を表すに違いない。
 お、これはすごいと見る人を唸らせるような、あるいは心を揺さぶるような作品に仕上げないといけない。正岡子規は脊椎カリエスの床の中から名作を世に残したではないか。それだけの覚悟が私にも欲しい。
 おそらく私に足りないのは、その覚悟であり、その熱く燃えたぎる熱情だ。それがないから何を描いても薄っぺらなものになってしまうのだ。それは判っている。判っているんだが、つい自分を甘やかしてしまうからいけない。もっとハングリーにならなければ。もっともっと自分を追い詰めなければ。


【きょうの一枚】感謝状を入れる額縁。

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 感謝状は書くだけでいいと思っていたら、額縁も用意するのだそうだ。それで大仁商店街の書店に走った。この店舗は書店とは名ばかりで、今や店内の3分の2は文房具で占められている。
 岩波新書のワゴンセールはいまだに続いているが、すでに読みたいと思う新書はあらかた無くなっている。私はここで100冊ほど買ったが、めぼしいところは私が買ってしまったかもしれない。いつ行っても同じ背表紙しか見ない。


【書】「至福」しふく(No.944)

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 「この上ないしあわせ。最上の幸福。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「至」は、下向きの矢が目標線にとどいたさまで、「いたる」の意を表す。
 「福」は、示と畐(ふく=酒つぼ)とで、神に供えためでたい酒のおさがりの意、ひいて「さいわい」の意を表す。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 66(No.386)

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 これも、吾輩が運動することに決めた連関で出てくるテニスの女。当時、「ラケツトを持つて往来をあるき廻」る若い女の姿はハイカラで、颯爽と輝いて見えたのかもしれない。
 今回は、字も絵も「Gガッシュ」だけで書いた。


【タイムラプス】1月15日(土)8:20〜10:36の伊豆長岡の空。33秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4830934123631093/


【新型コロナ】1/15(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→22,049(前週同曜日比 +15,844)
重症者数→221(前日比 +96)
累計死亡者数→18,426(前日比 +11)