いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

モーツァルトショパンバッハもハンモック(あ)

 ただいまコロナ禍真っ只中とあって、外出にはマスクを欠かさない。ハンカチでこしらえた咳エチケットマスクである。

 ここへきて市販の使い捨てマスクの値段も大幅に下落したとニュースで報道しているが、下落もへったくれも、ハンカチでこしらえたマスクを使用している身からすれば、何を今更、である。

 大体、きっとそのうち品薄になって高く売れるだろうから、あらかじめ買い占めておいて転売で一儲けしようという魂胆が気に入らない。品物がダブつけば売らんかなで値下がりするに決まっている。そんなことに一喜一憂するのもバカバカしい。売ってなけりゃ自前で用意するまでのこと。

 マスクが品薄になってからずっとそう思っていた。だから、どこに行ったらマスクが手に入るといった類の情報には一切耳を貸さなかった。

 ところで、国から支給されることになった布マスクは一体どうしたんでしょう。未だにうちに届いてないんですけど。他のところにはちゃんと届いているんだろうか。

 一律10万円補助だってどこへ飛んで行ったか行方知れずだ。テレビではあれ支給これ支給と言っているけれど、一向に実行に移されない。それは、実行に移されないのではなくて、移したくてもできないんじゃないでしょうか。医療崩壊よりも前に施策はすでに崩壊していると見ていい。自分の身は自分で守らなくちゃ。

 

【今日の一枚】晴れ渡る初夏の空。

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 ハンモックで仰向けになりながら撮った。

 昼食後、3時間ほどかけて45L7袋分のゴミをまとめる。これでなんとか庭の整頓の最後に残った難関をクリアした。

 熱中症の症状かどうか判らないが、作業の途中で立ちくらみがして息が荒くなった。こりゃいかん水分を補給せねばと、冷蔵庫を開けて炭酸をコップ一杯飲んで体を休めた。

 体を休めるのに、わざわざハンモックを小屋から出した。孫が来ればきっと出すに違いないハンモックだが、私一人の場合は大抵出さない。出すのが億劫。

 藤沢と伊豆を行ったり来たりしている頃は、伊豆にいて非日常の生活を楽しんだりもしていたが、ここを終の住処と決めて毎日寝泊りするようになると、非日常も日常のことになってしまって嬉々としたワクワク感が薄れてしまう。

 水とかコンロとかのように、どうしても使わなければ生活できないものであれば別だが、ハンモックなんぞは毎日使わなくても暮らしていける。使わなくても困らないのであれば、大抵使わなくなる。となると出したり仕舞ったりするのがだんだん億劫になる。てな按配で、ハンモックは孫が来たとき以外は小屋から出さないようになった。

 蚊帳もかつては面白がって吊るしたりしたが、いつの間にか孫も大きくなり吊るさなくなった。蚊帳は風情があっていいんだがなあ。部屋にテレビやパソコンを置かれてみれば、今や蚊帳の出番なんてないよね。ハンモックはリラクゼーションの器具として残っても、蚊帳は早晩この世から消え去ることになるんだろうな。

 いつかひ孫に、「おおじぃじ、蚊帳って何?」と訊かれたら話してやるんだ。「昔むかし、あるところに蚊帳というのがありました……」。「それがこれです」と言って目の前で蚊帳を吊ってみせたら、ひ孫はどんな反応を示すだろう。うふふ。そこまで生きていればの昔話ですが。

 

【絵日記】倉木麻衣(No.142)

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 俳優&映画監督の山前五十洋死去の報を知って、その人を描こうとサンプル画像を探しているうちに倉木麻衣に行き着いた。山前さんは実父だったんですね。全く芸能界に疎い私。

 それにしても、女性の顔を描くにはとても気を遣う。

 でもまあ、これも勉強ということで。

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】5月14日(木)5:38〜8:42の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222954570514930/?d=n