いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

雨に大先輩と出会う

三島へ勤務。雨の予報だったが、目覚めた時にはまだ雨は降っていなかった。これは自転車で行けると踏んで、朝食をトーストとレタスでサクッと済ませて外に出たら、待ってましたと言わんばかりに雨がパラパラ降り出した。朝雨は女の腕まくり、何、大したことはあるまい。そう思って駅まで自転車で行こうとしたが、月曜も雨との予報が引っかかって、自転車で行くのは止めた。今日、駅に自転車を置いたとしても、月曜に雨に濡れながら急坂を押して戻るとなると、やはり気が重い。

午前中の仕事を終えて茅ヶ崎に向かう。午後4時に歯医者に予約を入れておいた。三島発12:53に乗り、熱海で乗り換えて茅ヶ崎に着いたのが14:09。予約の時間まで2時間弱、どこかで時間調整をしなければならない。とりあえず、以前入った雄三通りの店でコーヒーを飲んで時間を潰すことにした。それで、店の前まで来たところで、財布の中に持ち合わせがないことに気づく。確か駅の反対口にスルガ銀行があったはず、と来た道を駅に戻ろうとしたら、私が最初に勤務した職場の大先輩とバッタリ出会った。その先輩はずっと茅ヶ崎にお住まいで、現役の頃はずいぶんお世話になった。横浜で一緒に飲んだ後、ご自宅に泊めてもらったことも何度かあった。精悍な、真っ黒に日焼けしたような顔立ちから、「クロ」と呼ばれ親しまれていた。今は仕事からすべて手を引き、悠々自適の一人暮らしをされているとか。私も今年で72歳だから、って、とてもそんなお歳には見えないくらい若々しい。いやあ、驚きました。こんな道端で出会うなんて。奇遇というか何というか。しかも、この前、伊豆を訪ねてくれたバイク三人衆と、昔の武勇伝を語り合ったばかり。近いうちにグビッと呑りましょう、と言って先輩の家路を見送った。
さて、コーヒー店だが、ドアを開けて飛び込んで来たのは、右も左も、テーブルすべてが女性客で埋め尽くされている光景。一瞬、間違って女性専用車両に乗ってしまったのではないかと錯覚を起こしてしまうくらい、それはそれは見事に女性だけだった。カウンターの席だけが空いていて、そこの端に座ってブレンドを注文。iPadを出して読書しようとしたら、カウンターの中の女性がコーヒーを淹れながらiPadに反応した。白髪の爺がiPadを手にしている図に興味を持ったのか。ブログに載せたいから店の写真を撮ってもいいか、と訊いたら快諾してくれた。それが今日の写真。そして、ブログの話をしたら、そちらにも興味を示し、早速、アクセスしたみたい。「いずいなり」で検索したけど出てこなかったと言ってきたので、「いずぃなり」だよ、とメモに書いて渡しておいた。
歯医者の帰りに辻堂まで歩いたので、今日の歩数は今月の最高記録達成。17,403歩。古稀すぎてなお精悍や春の雨(あ)
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