いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

茅ヶ崎の歯医者

伊豆から茅ヶ崎の歯医者に寄って藤沢に戻る。茅ヶ崎の歯医者に通い始めたのは、職場が横浜から茅ヶ崎に移ってからだから、かれこれ30年近くになる。その頃は平塚のアパートに住んでいて、職場へは雨の日も風の日も自転車で通っていた。それで、歯医者へは仕事の帰りに寄ることができた。住まいが今の藤沢になっても歯医者は変えなかった。

歯医者というのは不思議なもので、普通の風邪とかで医者にかかる分にはどこの病院でも構わないのだが、歯医者だけはそうはいかない。どうしても馴染みでないといけない。自分の口の中の地図を持っていて、どの部分がどういう具合になっているかを隅々まで掌握している人でないと安心して口を開けないところがある。技術の上手下手もある。人柄もある。それらすべてにわたって今の歯医者とは相性がいい。だから、伊豆から通うようになってもちっとも苦にならない。

今は息子さんが主に治療をおこなっているが、院長先生(古稀は優に超えていると思うが)もまだまだ現役で矍鑠(かくしゃく)として治療にあたっておられる。その姿を見るにつけ、私も頑張らねばと思うのだ。

ちなみに院長先生は、国語の教科書にもその名が載る歌人の弟さんである。

徒歩12,610歩。自転車50kcal。

写真は、話題のキクイモ。昨日、風呂屋の帰りに立ち寄ったコンビニに3袋ほど置いてあった。2袋摘まんで、これくださいと店員に言ったら、おイモですけどと、わざわざことわって言う。形が生姜に似ているから、それと間違えるお客さんがいるのかもしれない。この前、三島のお別れ会で一緒に呑んだ熱海の人が、糖尿病にはキクイモを食べるといいと勧めてくれた。道の駅か何かで売っていますよと言っていたが、よく行く近くのコンビニにあったのにはびっくり。3袋買いたかったが、ごっそり買い占めるのは何となく気が引けて2袋にした。1袋150円。今度、田中山(地元のスイカの名産地)で栽培を始めたんですよ、と店員さん。さすれば、しばらくはキクイモにありつけるということか。こいつはありがたい。さっと茹でただけの半生を食べてみたが(昨日の写真の膳にちょこっと載った白いやつ)、歯触りは長芋に似て、味はやや牛蒡が入っているような感じかな。酒のつまみにもなるし、これはいいですよ。キクイモ医食同源酒陶然(あ)

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