いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

春の昼手作り和菓子ひと摘み(あ)

 三島・梅名の病院で定期検診。

 先週連絡をいただいた。「そろそろ薬が切れる頃かと思って、ご連絡を差し上げました」だと。病院のサービスもここまで来たか。

 その通り、薬が切れる頃でした。

 で、雨降りだったけど合羽長靴スタイルでカブにまたがった。

 これしか手段がないから、雨が降っていようが槍が降っていようが仕方がない。

 原付バイクの免許を取得したのは神奈川・平塚勤務時代。夜の部活を終えて戸締りをして帰る頃には電車が走っていなかった。だから手っ取り早く、即乗れるのがいいと原付バイクの免許を取ることにした。以来ずっと通勤手段は原付バイク。どこへ行くにも原付バイク。

 なんで、原付しかないの?車の免許持ってないの? とよく訊かれる。そう、持ってないんです。もっと早くに車の免許を取っていれば、こんなことにはならなかった。けど、まさか夜の勤務になるとは思ってなかった。

 定期検診の結果だけど、結果はHbA1c値が連続で微減した。数値が急激に下がると体調に不具合が生じるらしいから微減がちょうどいいと主治医も言ってくれた。どうやら傾向としてはいい傾向らしい。

 結果がいい傾向なのは薬のせいだ。当面、薬を間違いなく服用していればしばらくは生き延びられそう。

 長生きしたければ薬を飲み続ける。したくなければ薬をやめる。長生きするもしないも薬にかかっている。

 私はこれからも薬を飲み続けるつもりでいる。ということは、私は長生きしたいと思っているのだろうか。

 そう、長生きしたくなった。このまま死んだら勿体無いような気がしてきた。

 勿体無いとは言っているけれど、本当は怖いんじゃないのか。

 そうかもしれない。死ぬのが怖いから薬を飲んでるんだ。死にたければとっくに薬をやめてる。

 薬の前は注射だった。どこへ行くにも注射を持ち歩いた。それで、ちょいとおまじないと称してはチクリと下腹に針を刺していた。

 それがある日から薬になった。注射をやめて薬にしたのは主治医の判断である。私はその判断に身を委ねた。

 そして今日まで薬を飲み飲み生き延びてきた。でも、ここへきて疲れを感じるようになった。ゆっくり休みたい。自分の好きなことをやってのんびり過ごしたい。

 お願いだから、そっとしといて。そうすれば勝手にいなくなるから。

 

【きょうの一枚】手作り和菓子。

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 もちろんこれも重鎮の作。

 今回は飲み物がコーヒーだというので、饅頭ではなくクッキーにしたみたい。

 饅頭であろうがクッキーであろうが、食って旨いものは旨い。

 

【書】「帰」キ・かえる(No.1,689)

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 帚(婦の省略形)と𠂤(タイ。キは変化した音。落ち着く意)とで、女性が「とつぐ」意を表す。転じて「かえる」意に用いる。常用漢字は省略形による。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版) 

 

【ディジタル画】『坊つちやん』その48(No.1,129)

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 江戸両国・回向院の相撲力士。

 いくら回向院が神事相撲のメッカとはいえ、そろそろ、力士画から離れてもいいかな。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.409)

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 明治の錦絵。

 本を手にする少女。髪の毛が長い。

 

【タイムラプス】令和6年2月21日(水)6:15〜7:51の伊豆長岡の空。24秒。

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