いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

芳春や図書館窓の放たれて(あ)

 ケータイショップに月極Wi-Fi料金を払いに行った。そうしたら、「ご予約ですか?」と訊かれた。

 「ただいま生憎スタッフの手が塞がっておりまして。順番が来たら呼びますので、それまで奥のソファにお掛けになってお待ちください」だって。

 スタッフ不足だったらもっとスタッフを増やせよ。カウンターブースが空いてるじゃないか。働きたくても働けない人が巷に溢れているというのに、なんだそりゃ。儲かりゃいいって問題じゃないだろ。

 頭に来た。八つ当たりなのは判ってる。

 「6」の付く日に65歳以上の人が買い物した商品が1割引になる(酒類を除く)サービスをするスーパーがある。

 ケータイショップの帰りにその店に入った。

 カードを見せてサービス対象者だと告げ、併せて端数をポイントカードから支払うと言ったのに、受け皿に一円玉をじゃらりと出され、店員に「お客さんが最初にそう(端数はポイントカードで支払うと)言わないからいけない」と言われた。自分は悪くない悪いのはあんただと言わんばかりの態度にカチンと来た。

 言ったはずなのに。聞こえなったのか。声が小さかったのか。

 言った言わないの世界になれば聞こえなかった人が勝つ。端数を財布に仕舞いたくないからそうしたのに聞こえなかったという。自分は悪くないの一点張り。それでまた頭に来た。

 自分のやってることは正しいと信じて疑わない。小さい時からそういうふうに育ってきたんだろう。いるいる、世の中にはいっぱいいますよそんな人。だから、そんな人とは口をきかない。

 今後、その人のレジに並ばないことにする。そうすれば今日のようなやなことを思い出さなくて済む。

 

【きょうの一枚】マーガレット。

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 図書館に入ってすぐのところに白いマーガレットが活けてある。いいねえ、それだけでもう晴れやかな気分になる。

 どなたが活けるんだろう。こういうさりげない心遣いが空間を彩る。空間というか、訪れる人の心を和ませてくれる。

 ちなみに、マーガレットの花言葉を調べたら、

 「恋占い」「心に秘めた愛」「真実の愛」「信頼」「真実の友情」「私を忘れないで」「優しい思い出」「誠実」「貞節」

だって。

 ありすぎもいいとこ。

 花びらを一枚一枚ちぎりながら、「好き、嫌い、好き、嫌い……」とやってみる?

 マーガレットの花びらはたいてい奇数だから、「好き」で始めると「好き」で終わるってよ。なんだ、「好き」で終わるようにできてんじゃん。そんなの恋占いでもなんでもないよ馬鹿馬鹿しい。 

 

【書】「臨」リン・のぞむ(No.1,684)

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 うつむいて見る意を示す臥と品とで、うつむいて品物を見る意を表す。ひいて「のぞむ」意に用いる。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版) 

 

【ディジタル画】『坊つちやん』その43(No.1,124)

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 回向院の相撲力士。化粧マワシを描くのに腐心したが、これとて、女性の和服模様に比べれば屁でもない。

 男は基本的に「裸一貫」だということが、力士を描くとよく判る。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.404)

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 明治の錦絵。島田髷を結った埴輪だという。でも、どうしてそれが島田髷だって判ったの?

 

【タイムラプス】令和6年2月16日(金)6:33〜10:11の伊豆長岡の空。27秒。

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