最初、『東海道中膝栗毛』の挿絵にどう色を付けようかと思っていた。
そうしたら、だんだん「浮世絵」にハマって行った。
江戸文化を語るには、どうしても浮世絵に付き合わざるを得ないと思ったし、ここにねぶた下絵のルーツがあるような気がした。
浮世絵師のランキング(「浮世絵師図鑑:江戸文化の万華鏡(別冊太陽 日本のこころ)」には、55人の浮世絵師の名が掲載されている。2015年7月〜2016年6月にどれくらい検索されたかでランキング付けされている。
そのうちの幾人かをチョイスして、その浮世絵をディジタル化したい。
肉筆化もしくは木版画化された浮世絵をディジタルで表現したらどうなるか。それをやってみたいと思っている。途中でこの世とおさらばすることになるだろうけれど、ライフワークとしてできるところまでやってみよう。
参考までに、以下に「別冊太陽」に挙げられたランキングを示しておく。
●第1位 葛飾北斎(22,200)
●第2位 歌川国芳(14,800)
●第3位 歌川広重( 9,900)
●第4位 喜多川歌麿( 4,400)
●第5位 葛飾応為( 3,600)
●第6位 月岡芳年、菱川師宣( 2,900)
●第7位 東洲斎写楽(2,400)
●第8位 歌川国貞、鈴木晴信( 1,600)
●第9位 小林清親、鳥山石燕( 1,300)
誌面の関係で、以下省略。
【きょうの一枚】愛車カブが雨に濡れないように。
車庫に仕舞ってある愛車カブが雨に濡れないようにビニールシートを垂らすことにした。
これは車庫の奥のガラクタを見えなくする役目も兼ねている。
北隣の奥さんからいただいたプラスチック隙間棚の顔を立てようと、いただいた時からどこに置くかずっと考えていた。棚には何も積んでない。これからガラクタを突っ込む予定。
とりあえず時間が取れないので、ひとまず愛車が濡れないようにしてある。それと、カミさんが車で来た時に車を駐めるスペースを確保しておくのと、奥のガラクタの目隠しのためにそうしておくことにした。
薪が運ばれてきたらどうするって? そんなことまで考えちゃいない。
【書】「獲」カク・える(No.1,660)
蒦(カク。=隻。とらえる意)に犭(犬)を加えて、狩りで鳥獣をとらえる、「える」意を表す。常用漢字は俗字による。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版)
【ディジタル画】『坊つちやん』その19(No.1,100)
赤シャツ、野だいこ、坊つちやんの三人が船で釣りを楽しんでいたら、ターナーが出て、ラファエロが出て、ゴーリキーの名まで出てきた。ベラに似た魚でゴルキ(松山地方ではギゾーと呼ばれる)という雑魚ばかり釣れるところから赤シャツが「ゴルキと云ふと露西亜の文学者見た様な名だね」と洒落た。
【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.380)
江戸の変体仮名第43弾。「ろ」の部。
時代小説の挿絵に出てきそうな明治時代の浮世絵。川は、大川(隅田川)だろうか。♪春のうららの すみだがわ〜♪と、つい口ずさんでしまいたくなります。
明治時代の浮世絵は、色がけばけばしいものばかりと思っていたが、そうでもないみたい。しっとり落ち着いた絵になっています。
いわゆる「絵になる」ってやつですか。
【タイムラプス】令和6年1月23日(火)8:03〜10:08の伊豆長岡の空。31秒。