いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

日短や手作り和菓子おつぼ口(あ) 

 きょう(11/22)は語呂から「いい夫婦」と呼ばれる日。

 なんだ? いい夫婦って。仲がいいってことか? 仲が良ければ「いい夫婦」なのかあ。

 それでいうとうちは「いい夫婦」とは言えないな。神奈川と伊豆に離れて暮らしていて、たまに会えばいつも喧嘩ばかりしてるもの。

 きょうが「いい夫婦」の日だなんてどうでもいい。私にとって大事なのは、きょうが定期購読文芸誌の発売日だということ。

 今号の特集は、「第13回 本屋が選ぶ時代小説大賞」。

 巷では書店がばかすか潰れている。暇だから本屋に行って時間を潰すかなんて誰も考えなくなった。そもそも本屋そのものがない。

 みんな、廉価な電子書籍に鞍替えしてる。誰も分厚い本を手にして街を歩くなんてことしなくなった。本は紙媒体で読むものではなくて、ケータイでサイトにアクセスして、そこからダウンロードして読むものになった。そんなスマートなスタイルが主流になった。

 昔は、本棚にどんな本が揃えてあるかでその人の思考を想像できたりしたが、今は想像がつかない。部屋に本棚がないからだ。

 だけど、今の人は本を読まなくなったのかといえば、決してそんなことはない。読書をするスタイルが紙媒体から電子媒体に変わっただけだ。私はそう思っている。私がそうだから。

 本屋へ行って、定期購読文芸書の前に立つ。きょうが発売日だというのに、その文芸誌は山と積まれた総合雑誌の陰に埋もれるようにあった。なんか寂しい。読んでくれる人がいないんだろうな。そう思いながら一冊を手に取りレジカウンターに向かった。

 

【きょうの一枚】手作り和菓子。

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 これ、市販されてません。

 サロン主催の講座に出た人限定の貴重な手作り和菓子です。

 作った人は、主催するサロンのスタッフ。

 凄いすごい。これをこの日に用意するまでにはいろんなご苦労があったろうけど、それを一言も口にしない。あっ、一言だけ言ってました。「栗が高くて手に入らない。だから、栗羊羹を作ろうと思ったけど諦めた」。

 それに比べれば私の趣味なんて腹の足しにもならない陳腐なものです。とてもとても人前に晒せる代物ではありません。

 

【書】「閭」リョ・さと(No.1,598)

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 門と、音を表す呂(リョ)とから成る。(『旺文社漢字典第二版』ディジタル版)

 

【ディジタル画】『道草』六十(No.1,038)

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 前回に引き続きバンクノートから。

 カワセミ。漢字で書くと「翡翠」。

 まるで宝石のようにきれいな小鳥です。

 数年前、三島駅前の公園で見たことがあります。それ以来、見てません。

 今回もこれをディジタル画で再現してみました。やはり鉛筆画みたいにきれいには描けませんでした。

 

【昭和の風景】『東海道中膝栗毛』(No.318)

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 戦前絵葉書(木版画)を見つけた。

 劇画風タッチが面白い。

 へええ、こんなのがあったんだ。

 描き描き。  

 

【タイムラプス】令和5年11月22日(水)7:59〜9:53の伊豆長岡の空。28秒。

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