いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

赤い実の赤いまんまに山法師(あ)

 病院を退院するときに処方された痛み止めの薬を飲み忘れた。

 たまらず夜中に飛び起きた。折れた鎖骨が痛くて。痛いということは、まだ元に戻っていないということだな。まあ、事故を起こしてからまだ一ヶ月も経ってないからそれも致し方ないか。

 でも、痛み止め薬を飲み忘れただけでそんなに痛むかなあ。薬の効果って絶大だな。てか、効きすぎて逆に怖い。

 薬といえばコロナ蔓延防止の薬だけど、あれってどうして国産が出回らないのか不思議です。世界警察を誇る国が政治力にものを言わせてもの言わぬ弱小国に高価で売りさばいている姿がちらついて仕方がない。

 日本は早くから独自にワクチンを開発していた。そしてそれを国内に広めようとしていた。ら、そこでストップがかかった。ストップをかけたのは、たぶんかの国。自国のワクチンを世界に広めようとしているのに、他国がさきがけて儲けるのは困る。そこで販売をストップさせた。そうとしか思えない。

 どうも政治色が強くなってきた。話を戻そう。

 どこに戻す?

 話を政治から切り離そう。

 ここは政治を語る場ではないし語る力量も当方にはない。日常の、どうでもいいようなことを淡々と呟く場だ。

 日常のあれこれを呟くだけならばそこに何の意味があるのか。

 意味なんて、なくていいのさ。もともと人生に意味なんてありゃしない。死ねば誰だってただの人として土に還るだけ。人生なんて、♪ああ、川の流れのように浮き沈みしながら生きるだけのことで、人生にいい悪いなんてないのさ。全体、いい人生だった悪い人生だったって誰が決めんのさ。

 上を向いたらキリがない。だから上を向かないことにした。今やれることを淡々とやっていくだけ。それで人生が終わっても悔いはない。やったことの証が残ればそれでいい。

 ブログは、好きだから書いている。楽しいから続いている。自己満足の一つよ。それでいいじゃないか。それで人生が終わっても悔いはない。

 

【きょうの一枚】庭のヤマボウシ(山法師)。

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 見えるんだ。実が赤く色づいているのが。が、枝の先っちょにあるから取れない。

 今は肩が不自由だから脚立をかけても取れない。

 ゆするか。ゆすってダメなら、ジエンドだな。今年は自家製「山法師ジュース」は諦める。

 

 【書】「飾」ショク(No.1,518)

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「巾(きれ)と、音を表す〓(ショク。飾から巾のパーツを取り除いた形。ショクは変化した音。ぬぐう意→拭)とで、布でぬぐい清める意、ひいて「かざる」意を表す。」(『旺文社漢字典第2版』) 

 

【ディジタル画】『彼岸過迄』須永の話二十八(No.958)

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 「親友の命を虫の息の様に軽く見る彼(ゲルジェンツェフ)は、理と情との間に何等の矛盾をも扞格(かんかく)をも認めなかつた」と言っているけど、現実は「千代子の見ている目の前で、高木の脳天に重い文鎮を骨の底まで打ち込んだ夢」を見ていた、ということなんだな。

 たった一冊の文学書がこういう夢を見させるほどの影響力を持つものなのか。そのことに慄然とします。

 こうしてみると『彼岸過迄』は一種の哲学書として読めますね。哲学書となると、挿絵に困る。

 困って文鎮の画像を拾ってみた。それで「干支文鎮」なるものが存在することを知った。私の干支はヘビなので、へびの形をした文鎮を描いてみた。

 文鎮に見える? 見えないよなあ。金属の質感がどうも出せない。

 

【昭和の風景】東海道五十三次「金谷」白黒。(No.238)

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 前回描いた「島田」には、過去に何度か足を運んだことがあると書いたけど、それは「金谷」のことでした。SL電車が走る大井川鉄道の始発駅は「島田」ではなく「金谷」でした。私の早とちりでした。

 

【タイムラプス】令和5年9月3日(日)6:40〜8:11の伊豆長岡の空。22秒。

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