いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

数へ日や郷土料理の具の数々(あ)

【今日の一枚】けの汁で作った雑煮。

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 スーパーでワラビを見つけた。1袋買ってきて先日作った「けの汁」に入れた。金時豆も含めると全部で14種類の具材を刻んだことになる。
 昔はこれが津軽の正月料理だった。年末にでかい鉄鍋にこしらえて、それを正月の食卓にふるまう。松の内は三食こればっかりだったから、子供にとっては代わり映えのしない「またかよ」の料理だったかもしれないが、主婦からすれば、これほどありがたい料理はなかったのではないでしょうか。
 それでなくても多い正月の来客に、作り置きの料理を出すだけで済むわけですから。それに、台所は天然の冷蔵庫だったろうし、長い保存には願ったり叶ったりだったのではないでしょうか。


【書】「従業」ジュウギョウ(No.1,290)

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 「仕事につく。業務に従う。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「従」は、本字の从(ショウ。人の後に他の人がつきしたがう意)に〓(彳+止の組み合わせ。ゆくの意)を増し加えて、ついて行く意。ひいて「したがう」意。
 「業」は、楽器の鐘をかけるために立てた木の台の形にかたどる。のち、その飾り板の意。転じて、文字を書いた板。また、それについて学ぶ意。ひいて、仕事の意に用いる。


【ディジタル画】『それから』十三の四(No.730)

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 「三千代の父はかつて多少の財産を称へらるべき田畠の所有者であつた」。株に手を出して失敗し財産を売り払って北海道に渡った人である。
 というわけで三千代は父からの援助を全く当てにできない。加えて平岡は、自分で稼いだ金を自らの放埒に使って家に入れない。
 生まれたばかりの子供を亡くし、そのせいかどうか知らないが平岡は放蕩に走り、父からの援助は期待できない。まさに三重苦にさいなまれる三千代。
 「代助は心の中で痛く自分が平岡の依頼に応じて、三千代を彼の為に周旋した事を後悔した」。
 三千代からすれば、今更そんなことをいわれても……というのが正直なところではないでしょうか。


【昭和の風景】14

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 家庭にまだ水道などなかった時代、ポンプで井戸から水を汲んでいた。水の出口には布袋がぶら下がっていて、水に混ざったゴミがそこに溜まる仕組みになっていた。
(昭和28年)


【タイムラプス】12月29日(木)6:17〜9:15の伊豆長岡の空。21秒。

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【新型コロナ】12/29(木)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→191,946(前週同曜日比 +8,066)
累計感染者数→28,982,617
死亡者数→57,038(前日比 +194)
<静岡県>
新規感染者数→6,989(前週同曜日比 +1.698)