いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

正体は明らかひとり闇の鍋(あ)

 きょうは図書館で調べもの。
 館外持ち出し禁止の書籍を書架から引っ張り出して、内容をA4版大学ノートにボールペンで書き写す。
 スキャナー機能のあるケータイアプリを使おうと思ったがやめた。書き写す内容が手記だから、それに合わせるように手書きするのがいいのではないかと思った。その方が手記のリズムみたいなものが伝わるような気がした。
 図書閲覧コーナーの大窓が半開きになっていて、そこから丸亀製麺の油の臭いが漂って胸焼けしたような気分になる。焼き鳥屋の濛々と立ち込める煙とかは平気なのに、どうもあの手の臭いは苦手だ。
 ノートは100円ショップで買った。A4版ノートはこれまで使ったことのない大きさだが、書いて窮屈な感じがしないから私には合っているかもしれない。ボールペンも100円ショップのでいい。10本入り1袋で100円だもの安くなったよ。そんな値段で売って利益上がるのって思っちゃうくらいだ。
 ボールペンはどうせ使い捨てだから、インクを使い切ったらどんどん捨てて新しいのに替えればいい。鉛筆は削らなければいけないけど、ボールペンは削る必要がない。それだけ手間がない。
 文房具店に売っているような高いのなんていらない。この際書きやすさは求めません。ペンだこができたって平気(大体ペンだこができるくらい書かない)。だからボールペンは100円ショップので十分です。内容を書き写せればいいんだから。
 その内容がすごい。ここまで書いていいのかと思うくらいリアルだ。あまりに凄惨すぎて、ここでは語れない。

 
【今日の一枚】ぐつぐつ煮込み鍋。

f:id:jijiro:20221222103256j:image
 冷蔵庫にウインナー、野菜室に大根、冷凍庫に鶏肉があったので、きのう(12/20)煮たこんにゃくだけの鍋にぶちこんんだ。
 鍋料理はこれだからいい。ストーブの上に乗せて温めるだけだもんな。温まるまで脇で焼酎お湯割りを舐めてればいい。途中、どれ煮えたかなと竹串でつつくのはなおいい。あすはこれにゆで卵を入れてみよう。
 おでんというけど、おでんって基本ぐつぐつ煮込み鍋だと思ってる。タレだって決まってるわけじゃない。長年煮込んで、最終的に残ったのがオリジナル汁になるわけで、レシピなんてあるわけじゃない。だから、同じものをもう一度作ってみろと言われても困る。作れるわけがない。これが秘伝の味よ。我が家の味よ。それでいいんだよ。


【書】「婚期」コンキ(No.1,282)

f:id:jijiro:20221222103240j:image
 「①結婚の時期。②結婚に適した年ごろ。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「婚」は、女と昏(コン。日ぐれの意)とで、日ぐれ時から行う婚姻の儀式で、よめとり・縁組の意を表す。
 「期」は、月と音を表す其(キ。ひとめぐりの意→規)とで、月の一まわり、一か月の意を表す。


【ディジタル画】『それから』 十二の三(No.722)

f:id:jijiro:20221222103223j:image
 代助は平岡宅を辞するとき三千代に紙幣を渡す。最初は固辞していた三千代も最後は受け取る。経済的にゆとりがないのだろう。

 呑気に旅に出ることを考えたり、人に金を貸すだけの裕福な生活をしている代助には、そのへんの機微が判らないだろう。


【昭和の風景】6

f:id:jijiro:20221222103116j:image
 この屈託のない笑顔はなんだろう。
 太平洋戦争が終わってたったの三年しか経ってないっていうのに。こんなの見せられたら、そんなことしてないで勉強しろなんて叱れないよなあ。
 みんな貧しかった時代。でも懸命に前を向いて歩いていこうとする時代だった。その姿に、こんなことで負けてたまるかという気概を感じます。それが庶民の底力なのでしょう。
(昭和23年)


【タイムラプス】12月21日(水)6:47〜8:40の伊豆長岡の空。28秒。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=pfbid02zUbgjXuhym18zJDWuwGU22XPXAY6agDv6gBCKF4L4kv2yA394Mw8a33r8mppRKKJl&id=100001436582002


【新型コロナ】12/21(水)23:55現在(Yahoo!より)
<国内>
新規感染者数→206,413(前週同曜日比 +16,032)
累計感染者数→27,607,042
死亡者数→54,422(前日比 +325)
<静岡県>
新規感染者数→6,341(前週同曜日比 +504)