いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫も早中学生か蕨山(あ)

【きょうの一枚】庭の東南角地。

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 ここ一帯は「わらび山」と呼ばれるくらい蕨が自生する。前のオーナーからそう聞かされて喜んだ。で、はじめての春を迎えてまったくその通りだと思った。庭の至るところから蕨が生え出てくるのである。
 最初はそれを面白がって、葉が広がる前に摘み取ってお浸しにしたりもしたが、最近はそれも面倒臭くなって見向きもしなくなった。今では庭木の枯れ葉と一緒にゴミ袋へポイ捨てである。
 アーバンライフに慣れきった身には、どっぷり浸かった田舎暮らしは所詮無理なのかもしれない。人間てのは、楽を知ったらそれ以前の暮らしに二度と戻れないようにできているらしい。
 電気がそうだもんな。ホームセンターのリフォームコーナーに立ち寄っても、そこに展示されるシステムキッチンのことごとくはオール電化が主流になっている。ほれ、オール電化に乗り換えろと言わんばかりである。
 ことほどさように、今はなんでもかんでも電気がないと生活が成り立たなくなってしまった。これから電気自動車が一般家庭にも普及する動きだが、もしそうなったら都会であれ田舎であれ、電気のない生活なんてあり得なくなるだろう。
 ともかく、これだけ生活に電気が関わってくると、地域全体が停電になったらまったくお手上げだということは目に見えている。もしそうなったときどうすんだろう。ひたすら復旧を待つ難民として重苦に耐え忍ぶしかないのだろうか。自主防としても考えておかななくてはいけない課題だな。


【書】「享楽(樂)」きょうらく(No.1,048)

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 「①楽しみをうける。快楽にふける。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「享」は、もと、亨の別体。亨と区別して、すすめる、まつる、「うける」意に用いる。
 「楽(樂)」は、幺(糸)を二本並べた形で、楽器の弦を意味する。木に弦をはった楽器。白はつめの形をかたどり、弦をはじきかなでる意を示す。ひいて「たのしむ」意。


【ディジタル画】『三四郎』 50(No.488)

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 菊人形展でさっさと出口に向かう美禰子を追いかけた三四郎は、「養老の滝」の手すりの前で美禰子に追いつく。
 「もう出ませう」と誘う美禰子に三四郎はすぐ後から跟いて出る。「どこか静かな所はないでせうか」と聞かれて三四郎は谷中と千駄木がぶつかる谷を流れる小川を散歩することにした。三四郎が東京へ来てから何遍も歩いたから、どこに何があるかよく覚えている。おっ、いよいよ主導権を握ったか、三四郎。
 今回もすべて「Gガッシュ」で描いた。


【タイムラプス】4月29日(金)9:32〜11:14の伊豆長岡の空。25秒。

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【新型コロナ】4/29(金)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→41,756(前週同曜日比 −5,370)
重症者数→174(前日比 −9)
累計死亡者数→29,511(前日比 +39)