いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬花火富士の真闇の明らけく(あ)

 いよいよ大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まった。エキストラとしてちょっと関わったからというわけでもないが、やはり見方がこれまでの大河ドラマと全然違う。
 私がいちばん注目しているのは、絢爛豪華のキャスト陣を三谷脚本がどう切りさばくのかということ。それに尽きる。きっと最後まで目が離せないドラマになること請け合いだ。大いに期待して見守っていきたい。


【きょうの一枚】冬の花火。

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 昨夜、寝しなにどどーんと花火の上がる音が聞こえた。
 急いでデッキに上がり、3枚ほど写真に収めた。そのうちの一枚がこれ。
 花火といえば夏。と思いきや、最近はそうでもないらしい。一昨年はコロナ禍を吹き飛ばすんだとばかりに地元のあちこちからゲリラ的に打ち上がっていた。打ち上げる場所と時間をあらかじめ宣伝すると、そこに人が群れて密状態になるからとのことだった。一考に値しよう。
 でも、花火はやっぱり夏だよなあ。ビール大ジョッキを傾けながら、焼きとうもろこしにかぶりつく。最高だべ。
 冬の花火は、空気が澄んでいるから逆に夏よりきれいに見えるというが、それは旅行会社の客寄せ宣伝でね、何たって、寒いのは体にこたえる。凍えながら花火を見る気はしない。
 熱海みたいに宿の窓からぬくぬくした格好で見るのもいいかもしれないが、個人的にはどうしたって浴衣の脇から団扇で風を送りながら見る花火の方がいいな。そのほうが風情がある。


【書】「江郷」こうきょう(No.939)

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 「川沿いの村。江村。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「江」は、川の意の氵(水)と、音を表す工(こう=貫きわたる意→虹)とで、陸地を貫いて流れる大河の意を表す。
 「郷」は、卿(けい・きょう=食物を前に二人の人が向かい合って食べているさまで、饗の原字。ひいて、公卿・郷党の意に用いる)が変化して、卿(公卿)と区別し、「さと」の意に用いる。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 61(No.381)

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 高浜虚子(1874〜1959)。
 虚子が俳誌「ほとヽぎす」を愛媛・松山から東京に移し、「ホトトギス」と改名して載せたのが『吾輩は猫である』。これが大評判となり、国民的作家・夏目漱石のデビューへとつながった。
 虚子は、のち、「俳句は花鳥諷詠である」と唱え、学友・河東碧梧桐と袂を分つ。以来、虚子は多くの弟子を育て、大正・昭和を代表する俳人を数多く輩出することになる。
 字を「墨ブラシ」で書き、その他はすべて「Gガッシュ」で描いている。 


【タイムラプス】1月10日(月)10:04〜12:28の伊豆長岡の空。33秒。

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【新型コロナ】1/10(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→8,249(前週同曜日比 +7,696)
重症者数→90(前日比 +1)
累計死亡者数→18,402(前日比 +1)