いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

剪定の枝の間縫つて野菊かな(あ)

 カミさんが伊豆にいるうちにと思って、薪ストーブを買い換えた。型は前回と同じ時計型。
 勇んで家に戻って試し焚きしたら、ストーブから煙がもうもうと出た。それと併せて本体の鼠色がたちまち黒く変色した。煙と変色の原因は、どうやら本体に塗ってある塗料が焼け焦げたせいと思われる。取説を見たら、やはりそう記してあった。
 家中が煙でもうもうとなり、学校のジャージーとママの洋服に煙の臭いが染み込むといけないと思って、急いで台所の換気扇を回し、1階の窓も2階の窓も、ともかく家中の窓という窓を全開にする。
 そんな騒動の中を、「煙がたくさん出てるけど大丈夫なの?」と、しれっと言い残して、カミさんは横須賀へ帰っていった。
 カミさんはストーブ代を出すと言って私を喜ばせたが、結局払ったのは私だった。出すと言ってはくれたが、たぶん私が払うことになるだろうなとは思っていた。果たしてその通りになった。


【きょうの一枚】庭のヨメナ(嫁菜)。

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 通常、「野菊」と大きくくくられる。「野菊」にはもう一つ、「ノコンギク(野紺菊)」というのがあって、これとヨメナの区別がよく判らない。
 どこで区別するのかというのはネットでも話題になっていて、あるサイトによると、葉がツルツルしているのがヨメナで、葉がザラザラしているのがノコンギクという。つまりは、見た目ではその違いが判らないということだな。
 で、庭に咲いているこいつの葉を、試しに触ってみたらツルツルしていた。で、ヨメナと判断した。まあ、ざっくり「野菊」でいいんだけどね。


【書】「井魚」せいぎょ(No.860)

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 「井戸の中の魚。見聞のせまい者のたとえ。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「井」は、井桁(いげた=木で井の字形に組んだ井戸のふち)の形。刑罰の刑も古くは井とかかれ、井桁はこれと区別するため、井の中に水汲(く)み甕(がめ)のしるしのヽを加えて丼とした。
 「魚」は、上から見た魚の形。今の字形では下が灬(火。列火)の形であるが、それはもと魚の尾の形。
 「上から見た魚の形」というよりも、どう見たって「魚」は真横から見た図だよね。


【ディジタル画】『吾輩は猫である』 18(No.302)

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 きょうの画は「顔の造作」が猫というよりも、ライオンやトラやヒョウのそれだな。
 ところで、猫のあくびは「カーミングシグナル」と言うのだそうです。カーミング(calming)とは「落ち着かせる」意味でシグナル(signal)は「信号」。眠いからあくびをするというのは単なる生理現象だと思っていたが、どうやらそうでもないみたい。


【タイムラプス】10月23日(土)7:29〜9:38の伊豆長岡の空。32秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227200345216644/?d=n


【新型コロナ】10/23(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→322(前週同曜日比 −202)
重症者数→217(前日比 −43)
累計死亡者数→18,186(前日比 +12)