いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

百年の梅雨まとまつて崖下る(あ)

 きょうから7月。早いね。あっという間に半年が過ぎ、そしてたぶん、これまたあっという間に一年が過ぎる。
 毎日が休みの「新しい生活様式」になって3ヶ月が過ぎた。勤めからすっかり足を洗ったら張り合いがなくなるのではないかと懸念する向きもあったが、実際にやってみたらそうでもない。結構充実して楽しい。
 趣味に時間を割けるようになったのが何より大きい。だって、自分の好きなことが好きな時間に好きなだけできるんだから、これほど素晴らしいことはない。
 朝早く起きてブログを書く。よくそれだけ毎日書くネタがあるねと言われるが、書くネタは、生きていれば生きている分だけ無尽蔵に出てくる。今やブログを書くことは私にとって生きる証になっている。
 わずかだけれど読者も増えた。現役中学生が読んでくれていることも、古希を越えた人生の先輩が読んでくれていることも知っている。私はブログを書くとき、読んでくれているであろう読者を、画面の向こうにいつも意識する。そしてそれが、今の私の原動力にもなっているのです。よおし、きょうも一日かんばるぞと気合が入るのです。


【きょうの一枚】雨の庭。

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 きょうは朝から雨が降り続いた。どうも梅雨前線が本州南岸に居座っているらしい。明日もほぼ同じ場所から動かない見込み。梅雨らしいといえば梅雨らしいが、こんだけ雨が降るとさすがに体にカビが生えそうでうんざりする。
 カミさんは、土日に伊豆へ来るようなことを言ってきているが、この荒天じゃたぶん来ないな。雨の箱根越えを何よりも優先して忌避するやつだから。まあ、好きにしな。


【書】「尋幽」じんゆう(No.746)

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 「①奥深い景勝の地をたずねさがす。②奥深い道理を究める。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「尋」は、左手に呪具(じゅぐ)の工を持つ形と、右手に口(さい=神への祈りの文である祝詞を入れる器)を持つ形が組み合わさった形。神に祈るとき、工と口を持った両手で舞いながら神のあるところを求め尋ねるのである。
 「幽」は、ねじった糸束を並べ、それに火を加えて燻(くす)べて黒色にすることをいう。その色は幽暗(奥深く暗いこと)であるから、「かすか、ふかい、くらい」などの意味に用いる。


【ディジタル画】石ノ森章太郎(No.190)

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 小学生の頃、将来は漫画家になろうと思っていた時期があった。当時は、世の中にどんな職業があるかも判らない洟垂れ小僧だったから、そんな真剣に思ったわけではない。ただ何となく親父みたいな漁師にはなりたくないなあと思っていた裏側に、漫画家という職業があっただけのことだ。
 その、漫画家になろうと思ったきっかけを作ってくれたのが石ノ森章太郎さんだった。漫画の描き方を丁寧に解説した本が秋田書店から出て、母にせがんでその本を買ってもらった。著者は石森章太郎。あの頃は石ノ森の「ノ」はなかった。
 使ったブラシは「Gガッシュ」と「墨ブラシ」だけ。この2種類のブラシさえあれば、あとはなんとでもなる。
 アフロヘアの描画に手こずった。これで約2時間。


【タイムラプス】7月1日(木)6:07〜8:06の韮山方面の雨空。29秒。

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【新型コロナ】7/1(木)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,821(前週同曜日比 +41)
重症者数→523(前日比 −29)
累計死亡者数→14,783(前日比 +41)