きょう6/30は「大はらい」と日めくりカレンダーにあった。
神社本庁のサイトによると、「大はらい」は6月と12月と年に二度あり、きょうの「大はらい」を夏越(なごし)の祓というそうだ。
さらにサイトには、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅や藁を束ねた茅の輪を神前に立てて、これを3回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えます、とある。
そんな文句を唱えなくても、ひとまずここまで無病息災でこられたことに、まずは感謝しよう。蓄えなしの、借金だらけの、貧乏神に取り憑かれた甲斐性なしではあるが、やりたいと思っていたことがやれているという点では幸せ者である。
きょうは一つの区切り。一年の半分を無事に過ごし、さて次は、残り半分をいかように過ごそうか、となるわけだが、そんなもの、考えたところで詮ない千鳥の高島田。天からのお誘いを受けたらそれに従うまでだし、どうせ、吹けば飛ぶよな人生だもの、風の吹くまま気の向くままで行こうじゃないか。
【きょうの一枚】凌霄花のお宅。
近所には庭に凌霄花を植えるお宅が多い。その中で際立っているのがこのお宅の凌霄花。たぶん築浅のご自宅に凌霄花を這わせるくらいだから、よほど凌霄花がお好きなんですね。この時期、湯屋の行き帰りに目を楽しませてくれます。
【書】「進諫」しんかん(No.745)
「進んでいさめる。ためらわずにいさめる。」(『旺文社漢字典』第2版)
「進」のパーツ「隹」は鳥の形。鳥占いによって軍の進退を決め、進軍させることを進といい、「すすめる、すすむ」の意味となり、薦めるの意味にも用いる。
「諫」は言と柬(かん)との組み合わせ。柬は干(かん=ふせぐ)に通じ、長上の人の悪を忠告して防ぎ止める意を表す。金文では、言を右に、柬を左に書いている。
【ディジタル画】嵐山光三郎(No.189)
第22回「伊豆文学賞」最優秀賞(小説)の選評で嵐山さんは、「ラストシーンが泣ける」と書いていた。どんなラストシーンなんだろう。よほど感動を覚えるシーンなんだろうなと、期待しながら本文を打ち写していた。そして、きょう、ようやくそのラストシーンに辿り着いた。
泣けた。最初は独りよがりにも映る表現に、これは私の好みではないと感じたりもしたが、ラストのシーンは実に見事な構成で、作者の力量が遺憾無く発揮させられた締めくくりだった。小説はこう書くのだという見本のような、最優秀賞に相応しい作品だった。
最初、漫画のタッチを意識して描いてみたが、どうもしっくりこない。で、これまで通り「Gガッシュ」を使って描き直した。あと10枚ほどこんな描き方をして、その後、漫画のタッチに変えようと思うが、はてさてどんな按配になることやら。
【タイムラプス】6月30日(水)5:42〜8:51の韮山方面の雨空。23秒。
https://www.facebook.com/100001436582002/posts/4192399550817890/?d=n
【新型コロナ】6/30(水)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→1,382(前週同曜日比 −53)
重症者数→552(前日比 −12)
累計死亡者数→14,742(前日比 +30)