いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

身のほどの雨の雫や実万両(あ)

 カミさんが伊豆に来た。今回はなぜかカミさんのケータイの場所がiPadに表示されず、やきもきした。
 カミさんがきょう来ることは前もって孫娘にも伝えてあって、孫娘もそのことを楽しみにしていた。ところが、待てど暮らせどたどり着かない。今どこを走っているかも、iPadに表示されないから判らない。とうとう孫娘が学校から帰ってくる段になっても、カミさんの到着はまだだった。
 「これだけ待っても来ないんだから、たぶん来るのやめたんだよ」と私が言うと、孫娘は「電話かけて確かめてみて」と言う。「運転中だったら(電話に)出ないかもよ」と言いながら電話をかけると、果たして「……ただいま電話に出ることができません」とアナウンスが流れ、留守番電話につなぐからメッセージを言えと促された。
 電話に出られない状況なのに、「いま、どこ?」と尋ねるのも頓珍漢な気がして、メッセージを入れずにそのまま切った。そうしたら向こうからかかってきた。「いま函南のGSの近く」と言うが、それがどこだか私には判らない。でも、こっちに向かっていることだけは判ったので、そのことを孫娘に告げ晩御飯を作っていたら、そのうちカミさんがやってきた。
 車から降ろされた買い物バッグの中身はお菓子でいっぱいだった。孫娘はそれをあてにしていたのだった。よかったね。これでぐっすり眠れるね。一足早いサンタクロースだ。


【きょうの一枚】庭のマンリョウ(万両)の実。

f:id:jijiro:20211112090853j:image
 雨にそぼ濡れるマンリョウの実。だいぶ色づいてきました。今年の正月飾りも、またこいつにお願いするつもりです。


【書】「毛髪」もうはつ(No.879)

f:id:jijiro:20211112090835j:image
 「①髪の毛。②わずかのたとえ。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「毛」は、垂れている毛髪の形。「け」をいう。「け」のほかに、毛物(もうぶつ=けもの)のように「けもの」の意味に用いることがある。地表の草を体毛になぞらえて毛という。土地がやせこけていて作物が育たず、草木も生えないことを不毛という。
 「髪」のもとの字は髮。音符は犮(はつ)。金文の字形は首と犬とを組み合わせた形に作り、犬を犠牲(いけにえ)として災い祓(はら)うという意味であったようである。髪はその形声の字と考えられる。「かみ」「かみのけ」の意味に用いる。
 髪の金文は初めて書いた。字形がなかなか面白い。


【ディジタル画】志茂田景樹(No.321)

f:id:jijiro:20211112090817j:image
 志茂田景樹さんのWebページが充実している。<https://www.kageki.jp
 トップページの上に「直木賞」「絵本」「児童書」「作家」というプレートが並んでいて、その下に倍の大きさの活字で「Web絵本読み聞かせ劇場」とある。活動の中心を「絵本読み聞かせ」に置いているものの、やはり「直木賞」のプレートをトップに持ってくるあたり、さすがに抜け目ない。それだけ「直木賞」のネームバリューは重たいということだね。
 久々にnecojitaさんが新しいブラシを提供してくれました。早速ダウンロード。使ったのは「いつもの手書きペン」の中の「カヌレ」というやつ。今回はこれで字を書いた。使い勝手は、う〜ん、「墨ブラシ」の方が私にはまだ使い易いかな。 


【タイムラプス】11月11日(木)7:03〜10:05の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/1298610339/posts/10227334677094857/?d=n


【新型コロナ】11/11(月)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→205(前週同曜日比 −58)
重症者数→96(前日比 −3)
累計死亡者数→18,318(前日比 +3)