いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

風薫る登校日笑みはちきれて(あ)

 先日学校から送られてきたメールに記載された時間割では、今日の午前は3年生が登校し、午後は特支学級が登校することになっていた。それで昨日、私はどのタイミングで出勤すればいいか学校に問い合わせた。そうしたら出勤には及ばないとのことで、それではと、庭の端に積んである剪定した枝をどかし、庭を広くする作戦を実行することにした。

 作戦は思いの外手こずり、夕方まで片付かなかった。たぶん明日いっぱいかけても終わりそうにないな。こんなことになるんだったら、剪定したそばからとっととゴミ袋にまとめて捨てるんだった。そうしないから今頃になってツケが回って来る。

 今日はちょっと疲れた。こういうときは晩酌に焼き鳥だなと、かしら肉を買いにひらい精肉店までバイクを走らせた。

 ブランコ公園を通るときに、去年教えた3年生女子が3人ばかり見えた。2人がベンチに座り、それと向かい合う格好で鉄棒に寄りかかっている子が1人。今日は3年の登校日で、久々に学校に登校して、話が尽きなかったとみえて、公園で話の続きをしているといったふうだった。

 すると、鉄棒に寄りかかっていた子が振り向いて私に合図をした。ベンチの子が私に気づいて知らせたらしい。久々に学校に登校し、仲間と会えたのがよほど嬉しかったとみえる。そんな顔だった。

 みんな、学校が再開するのを今か今かと待ち望んでいる。世の誰もが早くコロナ禍が収束してくれることを願っているが、いちばん強く願っているのは学校に行けない子どもたちではないだろうか。今日の人懐こそうなあの子たちの笑顔に触れて、そう感じたことだった。

大丈夫だよ、その笑顔があればきっと君たちには明日が来るから。

 

【今日の一枚】ベニカタバミ(紅片喰)。

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 これも散歩道で見つけた。私のところより山一つ向こうの高台にチョコレート色のお宅があって、狩野川の反対側から見ると案外目立つ。そのお宅の庭が富士山に向かって下っていて、そこにベニカタバミがびっしり生えていた。

 広い庭に似合うだろうが、どうも我が家みたいな狭い庭には似合わないな。

 原産は南アメリカで、大正時代末期に観賞用に導入された球根草という。

 

【ディジタル俳画】No.4

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 4日連続の「ディジタル俳画」はきつい。私にはまだその力量が備わっていないことがよ〜く判った。描くのに無理をしている。この歳になって無理はいけません。もっと楽しんで描かなくちゃ。

 どだい、毎日句をひねっていて、それに合わせて墨絵を添えたら面白い、なんて考えたのが間違いの元だった。句は毎日ひねってそれなりに楽しいが、墨絵は毎日というわけにはいかない。なかなか難儀である。今日のなんぞは、ここまで描くのに5時間かかった。

 毎日5時間はきついでしょう。まだ勤めがないからいいようなものの、これで勤めに出だしたら、とてもじゃないけどそんな時間なんてありはしない。プロじゃないんだから。所詮、趣味なんだから。

 だから、毎日はやめます。不定期にします。描くのが楽しいと思うようになったら描きます。正直言って、今は毎日描くのがきつい。

 

【タイムラプス】5月8日(金)5:21〜8:21の伊豆長岡の空。22秒。

https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222887657162138/?d=n