いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

孫と食ふ焼肉甘き春の夕(あ)

【今日の一枚】囲炉裏で焼肉。

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今日の晩飯は、伊豆牛切り落としと塩カルビで焼肉とした。肉以外には、御殿場高原ウインナーと、今日掘ったタケノコ。

タケノコは2種類。自分たちで掘ってきたやつと(石板に近いほう)、副区長さんからいただいたやつ(山盛りに輪切りして焼きやすくしたやつ)。

自分たちで掘ったのは大小4本で、孫たちに外で皮を剥(む)かせている間に、アク抜き用の米ぬかを農協の自動精米機から仕入れてこようとバイクを走らせたら、あいにく米ぬかはすっからかん。考えることは皆同じで、掘り採ったタケノコを茹でようと誰も彼もが車で駆けつけて持ち去ったらしい。

まあ、米ぬかがなくても味付けを工夫すればなんとかなるだろうと、そのまま茹(ゆ)でることにした。

1時間ばかり大鍋でことこと茹で、茹でたのを食べやすいサイズに切って味付けし、そいつを手鍋で再びぐつぐつ煮る。これまた煮ること約1時間。

こうしてできたタケノコを孫娘につまみ食いさせたら、お墨付き印のVサイン。砂糖を入れて孫の舌に合わせる作戦はまんまと成功した。

雲が青空を脅かし今にも雨が降りそうになった午後、コタツの部屋でブログの下書きを書いていたら、孫娘が飛んで来て来客を知らせる。急いで玄関の戸を開けると、そこに毛糸帽をかぶった副区長が立っていた。手にタケノコの入ったレジ袋をぶら下げている。タケノコは2本。前々から行こうと目をつけていた竹林で採ってきたと言う。

どうぞと渡すのを受け取って、見ると、明らかに我々の掘ったのとは違う肥えて立派なタケノコである。これはどうしたって米ぬかでアク抜きせねばと思って、別の無人精米機のあるところまで行ってみることにした。

そこは旧下田街道沿いにあって一二三荘の行き帰りに通るからよく知っている。行ってそこもダメだったらスーパーに寄って重曹で我慢しようと思っていた。

で、行ってみたら、あったんですねえ。そんなに多くはないけれど、レジ袋2袋分はたっぷりある。それを備え付けのちりとりですくって半袋分をいただいてくる。もちろん無料。

家に戻って、早速米ぬか汁で副区長からいただいたタケノコ2本を皮ごと茹でる。ネットに当たったら、先端を切り落とし、縦に切れ目を入れてそうしろとある。

なぜそうするのかは、やってみて判った。そうすると皮をむきやすいのである。やはり、先達の知恵は大したものですなあ。

 

【タイムラプス】4月12日(日)6:27〜7:50の伊豆長岡の空。20秒.。

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