午後6時から自治会三役の寄り合いがあり、孫たちに晩ご飯を作って公民館に向かう。
「伊豆に来て、じぃじもばぁばもいない夜なんて初めて」という孫娘に、心で、ごめんねと謝る。
自分の家じゃない家で、中2と小6とはいえ、兄妹二人きりで過ごすのは、どんなにか心細いことだろう。
「たぶん8時には戻れると思うから、それまで自分たちでご飯を食べて、『教科書ワーク』をやっとくんだよ」と伝えて家を出る。
ところが、明日4/11(土)に関係各戸に配付する資料作りに思いの外時間がかかり、帰宅が9時を過ぎてしまった。
帰ったら、お兄ちゃんは起きていたが、孫娘は敷いた布団の上で寝ていた。布団は二階から運んだものを6畳和室に敷いていた。薪ストーブはじぃじがいないときは使ってはいけないと言ってあったし、他に暖を取るものといえば6畳の石油ヒーターしかなかった。それで、6畳に布団を敷くことにしたのだろう。
気を利かせて私の布団も敷いておいてくれたら完璧だったが、さすがにそこまでは頭が回らなかった。というか、眠くてそれどころではなかったのかもしれない。
ガラス戸で締め切られた向こうで寝息を立てている孫娘や、ネットゲームに夢中なお兄ちゃんの将来を思うと、焼酎をあおっても心は休まらず。
まあ、人生なんてぐだぐだ考えても、なるようにしかならないと判ってはいても、孫のこととなると心配でたまらないじぃじなのでした。
【今日の一枚】咲く準備をする甘夏の蕾(つぼみ)。
新芽の出ていない枯れた枝を剪(き)り落としているときに、葉をつけた枝に蕾がいくつもできているのに気づいた。
まだ収穫していない甘夏の隣に、もう新しい蕾が誕生している。
弛(たゆ)まない生命の連なりを思い、新型コロナウイルスでおたおたしている人類をあざ笑うかのような自然の底力に感服。
【タイムラプス】4月10日(金)6:42〜8:24の伊豆長岡の空。25秒。
https://www.facebook.com/aisakajiro/videos/10222539264252533/?d=n