いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

冬光揺れて車窓に富士の影(あ)

今日は、「三島卓球協会主催卓球大会団体戦の部」が行われ、部員を引率して三島まで行ってきた。本来は正顧問が引率するところだが、正顧問が研修で出張のため、代わって副顧問の私が引率することになった。

会場は、三島市民体育館。行ったら既にコーチが到着していた。何をどうすればいいのかさっぱり判らない私は、部員たちの行き帰りの安全確保を主な任務とし、試合に出場する選手のオーダー決めやその他全てをコーチに任せた。

卓球の団体戦は、①シングルス→②シングルス→③ダブルス→④シングルス→⑤シングルスの順で戦い、先に3勝したチームが勝ちとなる。だから、④と⑤に到達しなかったりするが、今回は三島卓球協会が近隣の中学校を招待する形をとっていたので、③の時点で勝ちが決まってもタイムテーブル内であれば⑤までやることにした。

フロアに並べられた台の数は全部で32台。すごい数だと思ったら、コーチが言うには少ない方らしい。そういえば、我が中学校と同じ地区の2校は参加していなかった。

開会式で、主催者側から説明があったが、マイクの音量が小さいのに加えて、2階卓球場から響いてくる声と音とが大きくて、何を言っているのか聞き取れない。フロアに座って話を聞いている部員たちもほとんど判らなかったのではないだろうか。

試合は、10チームがAリーグとBリーグの2リーグに分かれ、総当たり戦でそれぞれ上位3チームを決め、残り2チームが下位リーグに回るルールで始まった。1次リーグで我がチームは1勝3敗で下位リーグに回り、2次リーグのそこで1勝1敗となって全試合終了。下位リーグに回ったのは4校だったが、あえて1試合残したのは、順位を決めない親睦試合としたからだろう。

全試合が終わってからコーチは2年生部員だけを呼んで、来年の中体連の話をした。

団体戦の出場枠は6名で、現在、2年生はちょうど6名いる。正顧問としては、その6名を選手登録したいと思っているふうだが、私はコーチとしてチームを勝たせなければならない立場にある。今の1年生は上達してきているし、来年入ってくる新1年にも上手い子がいる(コーチはクラブチームの指導もしていて、そこの小学6年の子に上手いのがいるのだとか)。このままでは出場枠に入れないかもしれないのに、そのことに対して君たちは危機感がない。もっとしっかり練習を積んで上手くならないといけないよ、と叱咤。

どのスポーツでもそうだけど、監督は出場選手を絞るのに頭を悩ます。帰りの電車で、今日出場した2年部員の疲れ切った寝顔を見ながら、さて、この中で生き残れるのは誰だろうと改めて思ったことだった。

 

【今日の一枚】三島行きの上り電車。

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田京駅を発車したところ。私はこの次の7:28発の電車で卓球部員たちを引率。

 

【書】「百」ヒャク・もも・もろもろ(No.301)

▼甲骨文

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▼金文

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指事。白の上に一横線を加えた形。白(はく)の上に一本の線を加えて数の「ひゃく(もも)」を示す。白はされこうべの形であるから数に関係のない字であるが、おそらく白(はく)の音をとるものであろう。百の字形に限って白の中に鼻の穴の形を表すらしい△形が加えられている。数の百は整数であるから、「全体、すべて」や「多数、もろもろ」の意味に用いることが多い。<『常用字解』より>

 

【温泉】一二三荘。

 

【タイムラプス】11月16日(土)5:33〜6:47の伊豆長岡の空。36秒。

https://www.facebook.com/100001436582002/videos/2643329805724880?d=n&sfns=mo