今日は2・3・4・5の4/6時間のつもりでいたら、1校時に試験監督が入った。1校時に「技術家庭」と「保健体育」の期末テストがあったのである。
試験監督は、あらかじめ予定が組んであるものとばかり思っていたが、それは高校の場合で、どうも中学校ではそうでもないらしい。1校時の空き時間に今日の授業の準備をする腹でいたのに、朝、職員室に入ったらいきなり「テスト監督をお願いします」と言われて、すっかり予定が狂った。
今日のテスト監督に当たっているのなら、早くに教えてくれてもよさそうなものであるが、当日いきなり言われる。どうもそういうことが中学校では普通にあるらしい。
そんなの聞いてないよと文句を言ったところで、人がいないんだから仕方がない。「はい、喜んで」とはいかないまでも、これも忙しい先生方の手助けと思って引き受ける。が、忙しさで言えば私は私で手一杯である。
というわけで、今日は5/6時間で、一息つけたのは6校時だけ。もちろんそのあとは部活。いやあ、毎日が充実しすぎて頭がクラクラします。
でも、5/6授業は中学校ではざらにあって、特に二人しかいない体育の先生は大変だと思う。病気にもなれない。これで学級活動が入って来ようものなら、6/6のフル稼働ですよ。よくそんなに体力が続くなあと感心してしまいます。それを思うと、5/6で疲れたなんて言ってられません。老骨に鞭打って、ファイト。
【今日の一枚】寝待月(臥待月)。
昨日の月は居待月で、今日の月は臥待月(ふしまちづき)。
臥待月は寝待月ともいうが、やはり臥待月の方がなじむ。吉田拓郎が歌った「祭りのあと」の歌詞、♫もう眠ろう もう眠ってしまおう 臥待月の出るまでは♫(岡本おさみ作詞)に、たぶんに引きずられている。
写真は庭の柿の木越しに撮った。本当はもっとくっきり澄み切った月の形だが、ぼやけてしまった。
撮った後で、iPhoneのカメラに「長時間露光」という機能があることを知った。しまった、それを使うんだった。今度、夜景を撮るときにやってみます。
それにしても、名月を愛でるのはたいてい秋としたものだが、冬の月もなかなかのものだ。望月(満月)から、十六夜(いざよい)、居待(いまち)、立待(たちまち)、臥待(ふしまち)、更待(ふけまち)、下弦(かげん)と、月の出が約1時間ごとに遅くなり、月の形も少しずつ削れていくのが今の季節にふさわしい。
唐代の詩人・賈島が詠んだ「僧ハ推ス月下ノ門」の「月」を、これまでは満月と理解していたが、このところの月のみごとさから、もしかしたら、かの「月」は臥待月あたりを詠んだのではないかと思ってみた。午後7時頃に東の空に顔を出すタイミングもちょうど合っていそうだし。
【書】「匹」ヒツ・ヒキ・ひき・たぐい・つれあい・ならぶ(No.300)
▼金文
象形。並んでいる馬の胸もとのあたりを複線でかいた形。もと馬匹(ばひつ=馬。馬を一匹、二匹と数えることから馬をいう)という字で、金文では「馬匹を賜ふ」「馬四匹を賜ふ」のようにいう。並んでいる馬であるから、匹偶(ひつぐう=つれあい。配偶)・匹配(ひつはい=ならぶ。また、つれあい)のように、「たぐい、つれあい、ならぶ」の意味に用いる。対等の相手になること、同程度であることを匹敵という。<『常用字解』より>
【温泉】一二三荘。
【タイムラプス】11月15日(金)5:29〜7:19の伊豆長岡の空。27秒。
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