いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

キュウリを食う動物

菜園のキュウリが、何者かによって食い荒らされた形跡がある。被害に遭ったのは地面すれすれに成ったキュウリだけ。きっとタヌキの仕業だな。タヌキは、去年、家の前の側溝で見かけたことがあったし、また今年は、庭の裏のコンポストが持ち上げられて、地面に穴が掘られてあった。その時は姿を確認していなかったが、これもタヌキに違いないと思った。

それで、今回の菜園荒らしもタヌキに違いないと踏んだのだが、もしかして違う四つ足動物かもしれないと思って、ネットで検索してみた。そうしたら、キュウリを食べる猫というのが出てきた。YouTubeにアップされた動画を見たら、飼い猫がキュウリをバリバリ食っていた。そういえば、去年は家の庭を、タヌキのように肥えた猫が悠然と通り過ぎて行く場面に出会したことがあったなあ。なるほど、犯人は猫という可能性もあるな。
いや待てよ、この前、地元のFMラジオでパーソナリティが、アナグマを近所でよく見かけると言っていたな。そのことを思い出して、再びネットで検索したら、「伊豆に住むようになって、一番見る機会が多くなった野生動物はニホンアナグマです。大きさや体の形がタヌキに似ているため、遠くからパッと見た時はタヌキと見間違いやすい」という記事があった。伊豆の山にはアナグマが多く棲息しているらしい。してみれば、これまで私がタヌキだと思っていた奴は、実はアナグマだったということも考えられる。いや、そうに違いない。コンポストの前の地面に穴を掘るくらいだから、まずこれはアナグマに違いない。で、タヌキとアナグマの違いって何? 見た目は尻尾の形で見分けるのだそうです。アナグマはイタチ科に属し、タヌキはイヌ科に属す。そう言われても区別がよく分からない。また、アナグマは前足の爪が長いという。これだ。キュウリを引っ掻いた痕をみると、潮干狩りで使う熊手で掻いたように見える。これでキュウリ荒らしの犯人はアナグマにほぼ決まりだ。
キュウリは次々に成るから、逆にアナグマに食ってもらって助かるくらいなものだが、隣のミニトマトまで前足の爪が及んでくるとなると、ちょいと考えものだ。ミニトマトは孫の好物だからなあ。悪いけどアナグマには分けてやれないよ。4,089歩。
写真は、食いちぎられたキュウリ。爪の引っ掻き傷が見える。同じような被害が他にも数箇所。おいアナグマ胡瓜浅漬け食べるかい(あ)
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