いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

踏まれてもなほここにあり麦の秋(あ)

【今日の一枚】掘り返されたサンチュ。

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 そろそろ間引きしなくちゃ、と思っていた矢先、プランターのサンチュが何者かによってぐしゃぐしゃに掘り返された。サンチュは二つの大きなプランターに分けてタネを植えたが、狙われたのは奥のだけだった。
 犯人はイノシシ、ではない。イノシシならたぶんプランターごとひっくり返している。今回無事だったもう一つのプランターもただではすまなかったに違いない。
 大体イノシシは、我が庭まで入ってこない。イノシシは通る道が決まっていて、私の庭の崖下の畑や道で目撃した事例は数多聞くが、私の家の前を歩いていたとは聞いたことがない。
 だから、掘り返したのはイノシシではない。とすると、犯人は誰だ。
 荒らしている現場を目撃したわけではないから憶測の域を出ないが、犯人は、我が庭を堂々と横切るデブ猫ではないかと読んでいる。問題は、その目的なのだが、何のためにサンチュを襲ったかが解せない。しかも、二つ並んだプランターの一方だけが犠牲になっている。なぜ一方だけを襲った???
 サンチュに恨みでもあるのか。いや、恨みは私に向けてのものか。
 私は、4月からずっと家にいる。それでカウンターで庭を眺めながらコーヒーを飲むのを日課にしている。と、目の前を通るのだ、猫が。
 通る猫は3種類。黒い猫、白い猫、黒白ツートンカラーの猫。それぞれ私を無視して横切ろうとするから、私はガラス戸を足蹴して私の存在を知らしめる。猫はビクッと身構えて私をキッと睨みつける。次に私がどのような行動に出るのか、全神経を集中させて目線をそらさない。両者睨み合ったままだ。このやろう証拠写真でも撮ってやるべえとiPhoneを持って玄関のドアを開けると、そこで大概猫は前の道路に飛び出て、何事もなかったかのように悠然と寝ぐらに去っていく。
 が、そのうちの一匹だけが、ある時、プランターの方に逃げた。今回サンチュを襲ったのはそいつだと読んでいる。しかし、依然として謎なのは、いったい何のために? 

 これまで通り自由に通れないようにした私への私怨なのだろうか。そうとしか思えない。しかし、もしそうだとしたら、こいつ、べらぼうに頭がいい猫だぞ。


【書】「保卒」ほそつ(No.678)

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 「余命を安らかに終える。」(『旺文社漢字典』第2版)
 「保」は、人と子と褓(ほう)とを組み合わせた形。褓(むつき)は生まれた子どもに着せる産衣(うぶぎ)で、この字では祖先の霊を憑(よ)りつかせる(乗り移らせる)ための衣であり、また霊を守るための衣でもあった。甲骨文字の字形は、生まれたばかりの子に褓(むつき)をそえて抱く形で、新生児に祖先の霊を授け、その霊を守る儀礼を示す。→白川静『常用字解』
 「卒」は、衣の襟(えり)を重ねて結びとめた形。死者の衣の襟もとを重ね合わせて、死者の霊が死体から脱出することを防ぎ、また邪悪な霊が入り込むことを防いだとみられる。それで「しぬ、おわる、つきる、ついに」の意味となる。→同


【ディジタル画】我が庭を悠然と横切る猫(No.122)

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 輪郭を「6B鉛筆」ブラシでざっくり描き、「水彩&ぼかし」ブラシで黒の濃淡を描き分けた。目だけは「6B鉛筆」ブラシでなく、「製図ペン」ブラシで描いた。ちょっと目だけ浮き出た感じだが、まあいいか。
 描画だけだったら「水彩&ぼかし」ブラシが使いやすい。文字の部分は「墨」ブラシが書きやすい。両方、使い分けられると、いい感じに仕上がるかも。

 試行錯誤して、ようやくここまで来ました。 


【タイムラプス】4月24日(土)5:28〜7:48の伊豆長岡の空。34秒。

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【新型コロナ】4/24(土)10:00現在(Yahoo!より)
新規感染者数→5,112(前週同曜日比 +583)
重症者数→816(前日比 +11)
累計死亡者数→9,871(前日比 +56)