いずぃなり

伊豆でのシニアライフ

勝手にepub化

雪解けが思いの外遅く、なかなか散歩に出かけられない。それで、『おやすみ前のお話』という本の中から3話ほどパソコンに打ち込んだ。この本は、孫が泊まりに来た時に読み聞かせをするのに、カミさんが自分で選んで買った本。本は4分冊になっていて、毎日1話ずつ読み聞かせられるように、全部で366話収められてある。ところが、この本、字が小さすぎて、老眼のカミさんはメガネをかけないと読めない。字の大きさを確かめて買えばよかったじゃないかと言ったら、だって、ビニールに包まれて中を見ることができなかったんだものと言う。まあ、分冊だから、そういうことになるな。それは仕方がない。で、iPadで読めるように電子書籍版を作ることにした。別にカミさんから頼まれて、というわけではない。作ったからといって喜んでもらえるわけでもない。暇に飽かして私が好き勝手に作るといったところだ。

具体的には、一太郎「玄」で打ち込んだ文書をepub形式で保存するわけだが、別に一太郎でなくたって、他のワープロソフトでもepub化は可能だ。ただ、一太郎「玄」だと、縦書き、ルビも、レイアウトを崩すことなくそのまま保存できる。また、ルビも一括で全ての漢字に当てられるから、そういう点でも一太郎は便利なのだ。これで老眼鏡をかけなくても済むし、伊豆へも、その度に重い本を持っていかなくても済む。ただし、epub形式にするとイラストを載せられない。でも、どうせ布団の中で読み聞かせるということならば、別段イラストがなくたって構わないでしょう。そこは読み方の工夫でカバーすればよい。
文書を打ち込みながら気づいた。幼児向けの本だからなのだろうが、ひらがなの多用は非常に読みづらい。「しかも、くまも…」って「鹿も、熊も」と漢字表記してルビを振ればいいでしょう。「しかも」は接続詞だと思いましたよ。それに、読み聞かせるのは大人であって幼児ではない。だから、ひらがな多用は無用である。というわけで、漢字を使うべきところは全て漢字に変換し、加えて、仮に小学校低学年の子でも読めるように総ルビ表記にすることにした。
写真は先週撮った葛城山の雪景色。手前を流れるのは狩野川。6,822歩。瀬戸物の青き絵となる雪景色(あ)
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